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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

羽生結弦選手、宇野昌麿選手はADHDなのか

羽生結弦選手と宇野昌磨選手について、

おばちゃんどう思うの、発達障害だと思うの?

…よく聞かれますのでお答えします。

 

発達障害傾向はある?

あります、たぶんね。

まあ、フツーの人ではないですから。

ただし、適応している限りは、not障害です。

非障害性自閉スペクトラムってことですね。

 

発達障害orNOTの境界線は非常にあいまいです。

発達障害って、実は、客観的な診断基準がないからです。

平たく言うと

「どんだけ困ってるか」。

 

主観が基準なんです。

そんな障害名、意味ないじゃん、と思われるでしょうか。

 

その通りです。

線引きをする必要があるのは、公的資源を投入するかどうか判断するためだけ。

 

自費でメンタルトレーニングを行うなど、自力対処する人にとっては、障害かどうかの線引き、つまり診断は、あまり意味ありません。

いつ切られるかわからない公的支援にすがらざるを得ないと思われるなら診断もらう、まあその程度のことです。

 

有名スポーツ選手の人生

スポーツ選手や芸能人の人生は、ピークが高ければ高いほど、肥大した承認欲求に振り回されます。

金メダル獲得等の成功というピークを経て、本人や周囲がどのように軟着陸させていくのか。

これが残りの人生を左右します。

 

まずコーチとして競技に関わり続けるというのがありますね。

コーチとしての役割を得るためには、裏方適性と言いますか、育成・コーチングに特化していける性格である必要があります。

 

そうでない場合、光と闇、かなりのばらつきが出てきます。

ボクシングのガッツ石松氏やテニスの松岡修造氏、新庄剛志氏、具志堅用高氏のように、「周囲となんだかんだ良い関係を保ち、引退後も、個性を生かして役割を得るタイプ」、

貴乃花親方、イチロー氏のように

「正しさにこだわりすぎるがために孤立に向かう、純粋すぎストイックすぎのタイプ」、

清原和博氏、平泳ぎ金メダリスト岩崎恭子氏、ピエール瀧氏のように

「人生のピーク時までに浴びた、承認と自前の脳内麻薬が多すぎたことにより、ピーク後に刺激が不足して、禁止薬物・不倫等に手を出して転落してしまうタイプ」、

原辰徳氏、のように

「家族やチーム、マスメディア等の中での役割を果たすことで、承認欲求をなだめることには成功したので自殺はしないが、全然幸せそうに見えない…タイプ」

高橋由伸氏のように

「過剰適応をこじらせて、予後がめっちゃ心配なタイプ」

 

フィギュアスケート選手の場合

羽生選手や宇野選手、浅田真央氏といった方々は、新しい時代のスポーツ選手です

 

しかも、有名フィギュアスケート選手は競技の特性から、

・実家が大金持ちである、または太いタニマチがいる

・マンツーマンで継続的に支えてくれる人がいる

・年を取るとジャンプは出来なくなるが、表現力で食べていける

という点から、スポットライトを浴びまくるスポーツの割には、わりと予後がいいようです

まぁ例外は多々あり、トーニャ ハーディング選手とかこじらせていましたけれども。

 

濃密な個人レッスンを通して、失敗から始まる試行錯誤と、うまくいかなかったときのストレス処理方法(自己洗脳技術)

そして1対1の関係性維持のノウハウを、マンツーマンで教わって身につけています

強みを強みとして使いこなす、発達マスターとなります

引退後に不適応を起こさないための軟着陸の大切さについても、知識としてよくご存じで、お金に困ってなくてもアイスショーやちびっこイベントなどに参加なさいます

 (お金に困ってなくてもつるっと脱いじゃう元選手はこじらせたと言うこともできますがまぁそれはそれでサービス精神です)

ですから、フィギュアスケート選手は、引退後すぐに適応障害を起こす可能性は低いです

では何の心配もないのでしょうか?

 

不安要素は山ほどあるけれど

羽生選手の超品行方正ウルトラ優等生ぶりには、過剰適応を感じます

・言葉選びへのこだわり

・ファンサービスの徹底

・勝ち方へのこだわり

過剰適応傾向、百ゼロ思考傾向バリバリです

 

 「負けは死」というぐらいご自身を追い詰める、100ゼロ思考とも言うべきストイックさは、現在は輝ける実績を支える原動力となっていますが、怪我や加齢などで自分が成長できなくなった時がとても心配です

 

まああのレベルまでいくと

無理も快感、無理の克服は絶頂だったりしますし

フィギュアなどお金のかかる育成を受けてきた方は

マンツーマンでのメンタルケアが当たり前

 

ご実家による経済サポートもあるでしょうし、

確かで持続的な精神サポートを受けることの大切さを知っているので、メンタルと人間関係を良好に保つ自助努力プログラムをインストール済みですし

スポーツ選手としては成長できなくなってからも

孤立や自己嫌悪はせず、

周囲にバランスを取ってもらいながら、

何らかの「役割」に軟着陸することができると思っています

 

宇野選手は睡眠に不具合があるようで、

不調が続くときスパイラル的に睡眠障害が強くなる可能性はあります

が、

資産家のご長男ですし

弟さんとの相性・関係もよいですし

引退後引きこもりになっても

なんらかの役割をうまいこと与えられ

音楽が聴けてゲーム課金ができてお肉が食べられれば

十分な幸福感にひたれるでしょう♥️

体壊してお肉食べられなくなったら心配ですけどね……

 

浅田真央氏は、過剰適応の傾向を見せていた時期はあると思いますが、

守ってあげたいと思わせる力があると思いますし

エアロをかわいがる姿からは、母性(守ったり世話したりすることに幸福を感じる性質)、ちょっとしたやりとりには、ささやかな幸せを拾う力が見られます

家庭に入っても、承認欲求こじらせなさそうだと思います

 

このように、羽生選手も宇野選手も浅田選手もほかの超有名スポーツ選手に比べますと引退後トラブルを起こしにくいと思います

(お姉ちゃんである浅田舞さんは実家の承認では満足できなさそうなので、誰か、誠実な人、承認してあげて下さい←余計なお世話)

 

実家マネー、実家人脈がある場合、

なんたって怪しいもうけ話に飛び付かずにすみますから、すり寄ってくる悪い人と距離を置きやすいです。

また、性格が良く環境もよい場合、「悪い人に騙されたらかわいそう」という善良な人たちによる包囲網が形成されるので、ひどい目には合いにくいです

 

平昌オリンピックの羽生選手

 

今回見ていないので大分前になりますが

ショパンのバラード第一番

平昌五輪男子フィギュアの1日目

ショートプログラム(SP)演技魅せてくれましたね

あまりにもきれいにさらっと飛ぶので

4回転サルコーって簡単に飛べるんじゃ

と思う人が出てくるほどだったとか

まったくどういうことでしょう

(ちなみに四回転ジャンプは英語でquad jump(クォドジャンプ)です

クォドはクォドルプルの略ですが、ダブル トリプルに比べマイナーですね)

SP後のインタビューもパーフェクト優等生でした

 

「特に不満な点もなく

自分自身も疑問に思うエレメンツも何もなくできた

非常にうれしく思っていますし

あのーそうですね

滑走順だとかまたは自分のサポートメンバーだとか

または応援してくださってるファンの方々日本のかたはじめ世界中の方々

本当に自分は恵まれているなと思いながら滑ることができました

中略

まあ僕はオリンピック知ってますし

大きいこと言うなと言われるかもしれないですけれど

やっぱり僕は、

も、元、今は元って言った方がいいのかな

元オリンピックチャンピオンなので

リベンジしたい

オリンピック選手と言ってるのに

リベンジっていうのもおかしいんですけれど

リベンジしたいと思っています

自分にとってはフリーのミス?がやはりこれまで4年間頑張って強くなった一つの理由だと思っているので明日に向けてリベンジしたいという気持ちが強いです」

 

四年前ソチ五輪で

フリーにてわずかなミスがあっても金メダルだったわけですが

それを挫折といいますか

改善点として抱え続け、極め克服するまでの苦しさ、

ひしひしと感じました

 

こだわりは諸刃の剣ですね、

100ゼロ思考ともいうべきこだわりを

血のにじむ努力で力に変えると成功者になるのですね…

 

…でも、けがしたのが2か月遅かったらどうなっていたのだろう…

やはり一般人は

高すぎる完璧にこだわらない方がいいと思うのよ、おばちゃんは…

 

 

平昌オリンピックの宇野昌磨選手

 

平昌で銅メダルとなったときのコメントです。

「決して自分の完ぺきな演技ではなかったのですが

それでも今のコンディションで

満足いく滑りができたのでガッツポーズが出ました

 

フリップ…も、もう少しできたかなというのと

あと、四回転三回転も団体戦の方がよかったかなと

トリプルも

スケーティングもひっかかってしまって

(中略)

気持ちがちょっと高まりすぎてしまったかな、

緊張だと思うんですが

その緊張が

僕は緊張で体が動き過ぎてしまうので

おさえるのが大変でした

(明日は)こうやって笑顔で終えられるような一日にしたいです」

 

緊張で体が動き過ぎてしまう、こ、これはいいですねぇーー

こういうコメントにはおばちゃんのアンテナが反応します

ADHD多動風味の方が親しみを覚えるコメントではないかなと

 

え?というタイミングで寝てしまう傾眠傾向は、ASDにも多いです

畏れ多いですがお仲間感あるなあというASDの方は多いと思います。

 

羽生選手宇野選手のそっくりさん・ADHD ASDKキッズをどう育てるか

それにしてもどんどん進歩する男子フィギュア界すごいですね…

5歳の時の宇野昌磨くんをスケートに勧誘したのはなんと

7歳上の浅田真央選手だったそうです

 

人と人とをつなげ、こだわりを努力につなげる環境を維持するのは

ご家庭のサポート力あってのものですね

一般家庭でも、まねしたいところです

 

しかし、凸伸ばしだけをマネするのはいけない…

庶民は凸伸ばしと凹ならしのバランスを考えましょう!!

凸を伸ばすならば、必ず軟着陸のことも、お子さんと親御さんと周囲の視野に入れましょう

 

軟着陸には、お金か良好な人間関係が不可欠ですから

お金のない我々庶民の子に、

不用意に偉人枠を目指させると、承認欲求の軟着陸に苦労します

あらかじめ、 「変だけどいいやつ枠」つまり愛されキャラ枠育成方法を選ぶことをおすすめしています

 

 次の記事は宇野選手語録と所感を述べています

correct-me.hatenablog.com

 

 

読んで下さりありがとうございました!もしかして発達グレー研究所では、発達障害グレーゾーンやLDギフテッドなど紙一重!な人々とそのご家族の応援をしています!

 

扱いにくい子、受験に関するあれこれも書いています。

 

ぜひ流し読みお願いします♥

 

correct-me.hatenablog.com

correct-me.hatenablog.com

 


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