こんにちは、ただのおばちゃんです。
中学受験生への注意※*1
小学校受験!専業主婦と兼業主婦の仁義なきマウント
おばちゃんは、幼稚園受験、小学校受験のご相談も頂いてます。
雙葉(四谷)、白百合(九段)、暁星、日本女子大附属豊明、学習院、東洋英和、お茶の水、筑波、聖心、学芸大附属、慶應(天現寺)、慶應湘南、早稲田実業などなど、濃〜い学校や幼稚園がたくさんあり、
それぞれが
「こちらの型に合わせていらっしゃい感」
を醸し出しています。
ここからのシリーズでは、幼稚園、小学校受験を「お受験」と呼び、親の属性その他について掘り下げて(えぐり出して)いきます。
夢と希望、盛大に打ち砕きます。ご覚悟ください。
シリーズを読み終えて、
「それでこそ私立小学校!ワクワクしてきたぞ!」
と思われるご家庭には、小学校受験とても向いてると思います。
ある質問
ご質問をご紹介しましょう。
☆質問、都内30代、子どもが二人います。
保育園に通う○歳の娘について、私立小学校受験を考えています。国立もチャレンジはしたいです。
娘は、受験に向いていると言われます。
両親ともにフルタイムで働いています。
父はオール公立、
母は中学受験の経験あり、
いずれも私立小学校卒業生ではありません。
でも東京の中学受験高校受験は大変そうなので、
できれば小学校からと思い、
お教室に通い始めました。
最初の説明では「外でお仕事なさってるお母様、今は多いですよ」と言われたので安心して入会したものです。
しかし、GW明けから、先生が
「お母様、ご縁(合格)に恵まれる方は、みなさんお仕事はいったんお辞めになりますよ」
とおっしゃるようになりました。
小学校受験では専業主婦が有利だから、とのことです。
それを聞いて、不安でたまりません。
再就職する自信はありませんし、完璧な専業主婦になる自信もありません。
母親は娘のために仕事を辞めるべきなのでしょうか。そうまでして、落ちたら?
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…これねー、今まで何度も聞かれたんですよ。
「専業主婦でないとダメですか」
ってね。
いえいえ、本質は、そこじゃないのよ。受かる人は受かるし、受からない人は受からない。受かってもハッピーとは限らず、
「ペルシャ絨毯扱い枠」
(踏まれて価値が出る=踏みにじられる前提)のご家庭もある。
その境目、わりと見えてるんです。でもね、お教室では言ってくれないです。大変な失礼に当たるからね。
落ちて身の程を知っていただくのです。
私立小学校は、入学後のサバイバルに耐えられるご家庭を選別しようとしてますから、入学前に落とされるのは決して不幸ではないんですよ。
そういう世界です。門前払いしてくれるお教室って、むしろすごい良心的。
向いてないご家庭をちゃんと落としてくれる学校にも、おばちゃんは愛を感じるぜ。
裏話をお伝えしまーす
お教室の先生がご覧になる世界ってね、
すごくバイアスかかっているのですよ。
お教室の事務や先生の多くは、時給1000-2000円、でもフェラガモやトリーバーチ履いてたりするよね。
つまり、いいところの奥様かお嬢様なんです。
または深く考えることをしないのでひねくれることもないふわふわ優しい保育士さんや幼稚園の先生。
お教室の経営者以外は、参入障壁のことを考える機会がほぼないのです。
専業主婦が有利です、お仕事をセーブなさっては♥️とおっしゃるお教室の先生は、あまり頭がよろしくないか、一周回ってすごく聡明で良心的かのどちらかかなと思います。
言い換えると
・国立 私立小学校受験に参入する専業主婦の属性をわかっていない
・わざと知らないふりをして、こちらの覚悟を試してくれている
このどちらか。
いずれにしても、先生は、
「言葉をはしょりすぎ」。
(私はごちゃごちゃ言い過ぎ……反省)
共働きだと受験は不利ですって?
そんなことない。本質とは全く関係ないです。
共働き家庭か、専業主婦家庭か、そんなの合否に関係ないです。
各家庭の背景にある「大人の事情」は、バリバリに問われていますけどね……。
私がこのように考える背景、詳しく説明していきますね。
続きます。どんどんエグい話になるのでお気をつけ下さいね…。
読んで下さりありがとうございます!どんどん生々しくなっていく、長編シリーズになります。続きます。
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*1:学習院、慶應、雙葉、白百合、暁星、立教、早稲田実業、日本女子大附属豊明、東洋英和、昭和女子大附属昭和、洗足、光塩、筑波大学附属、お茶の水女子大附属、学芸大附属、都道府県立大学附属などなど、附属小学校のある中高一貫を避ける傾向が中学受験生保護者の一部に見られます。 既に人間関係が固まっていて友達ができないことを懸念されているのであれば、それは杞憂です。 幼稚園小学校で6-9年もの濃厚なお付き合いがあれば、すったもんだがあるもの…(笑)。 内部生保護者は、腐れ縁でこそあれ、一枚岩ではありません(筑波大学附属とかはかなり一枚岩なような気もするけど、それでも年による)。 基本的にどの附属も、家庭やこども属性によって、多数のクラスタに分かれています。 各クラスタが一人でも多く仲間をほしがっておりますから、中学、高校からの新入生は優しくしてもらえます、どちらかがよっぽどアレでなければね。 また、中学受験を潜り抜けた新入生同士の連帯感もあります。 附属があることよりも、同性の数が少ないことのほうが、友達作りでつまずきやすい子の場合は気にしたほうがいいです。しかし、気の合う子がいるかどうかを心配する以前に、繋がる仲間の選び方を…(そしてなにより、縁の切り方を…)、身に付けさせておいたほうがいいです。待ちの姿勢だと、マウンターに気に入られやすいのよ。有害性の低そうな子を自分で選ぶといいよ。