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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

社会性取得の体験談〜前書き・発達障害とは〜

※この記事含めて直近4つの記事は、あかねさんにご寄稿頂いた記事です。あかねさんは、もしかして発達グレー研究所ただのおばちゃんのご利用者さんです。


あかねです。そもそもASDとは?掘り下げてみました。

発達障害??文化の違いです。

私はASDという自閉症スペクトラムを持っています。ASDは、発達障害と呼ばれていますが、「文化の違い」と呼んだほうが正しいです。

この場面ではこのように振る舞うのが当たり前という常識が、ASDと定型の人では異なります。

例えるなら、アメリカでは挨拶でハグをするのが常識ですが、日本でやると訴えられるのと似ています。お互いの常識が、相手の常識とは異なるのですね。

子ども達の手遊びも「本当に恐ろしかった。新興宗教のように、突然全員が同じ動きを始めるんだもの…」というASDっ子もいるそう。


具体的な文化の違い
★定型は共感優先文化(今日、発表があるよ!→へぇ!スゴイじゃん!)
ASDは情報優先文化(今日、発表があるよ!→テーマは何?所要時間は?)ASDにとって会話とは、情報や意見交換、議論の手段。

★定型は人と接する中で活動をする(仲良しグループを作り、協力して任意の活動に取り組む)
ASDは活動を通じて、人と接する(同じ興味を持つもの通しが集まり、活動をしていくうちに、仲良くなる)

★定型は一般から個別へ、ASDは個別から一般へ


この文化の違いが、ASDの特性を拗らせてしまう。少数派であるために、障害となってしまうんです。

恐らく、定型の人は、雑談によって距離感を縮めると同時に、自分は敵ではないことをアピールしています。しかし、ASDの人は、会話とは情報交換のために行うもの。雑談の意図が分からず、不安になったり避けたりしがちです。周りが敵だらけに見える可能性もあります(疎外感、被害者意識)。

このように、ASDの人は、周りから理解されにくく、承認欲求が満たされにくいです。

人は、強いストレスにさらされると、白黒思考やこだわりが生まれます。

ASD自体は、悪意のない特性ですが、承認欲求が満たされないことで、暴走してしまう。

ASDの特徴は、強いストレスによるものが大きいです。



イメージをお伝えすると、

定型は、言葉に対して、広く浅く。
私は、言葉に対して、狭く深く。

定型の人は、言葉を広く汎化して扱うことで、みんなと共感しやすくしています。「マジやべぇ!」の一言で、みんなと盛り上がれたりw

私は、言葉の正確さにこだわる上、物事を深く考えます。「マジやべぇ!」と言われると、(やべぇって何?なぜそう考えるの?その根拠は?)と、どんどん掘り起こして、辻褄が合う情報が得られないとモヤモヤしてしまう。私は、正確に詳細な情報の因果関係を探ろうとする、数学や物理向きの脳ミソです。

ASDでも、深さは定型と同じだったり、幅が広かったり、様々なタイプがいます。私は狭くて深いタイプです。
注)言葉に対するこだわりは、ASDの中でも、アスペルガーや高機能自閉症の特徴です。

では、私の持つ特性は、具体的にどのようなものか、お話ししていきます。続く↓



参考)問題は、発達障害でなく、承認欲求の暴走!


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