こんにちは、ただのおばちゃんです
「1月の小学校のことなんですけど…」
小学校ママ友と顔を合わせると
探り合い…のようになってとっても気まずいので、と
おそるおそる
利害関係なしの私に聞いてきてくださるのですが
私は空気読めないので
「悩みますよねぇ」
とか「わかります、私も悩みましたよ、みなさんどうなさるのか気になりますよねぇ 」
でお茶を濁すような定型向けの共感系返答ができず
「ぶっちゃけ!どっちでもいいからさくっと決めて、腹をくくるしかないよ!」
そして続けて
「休むと決めたら、
早寝早起き規則正しいいつもの生活を
おくりにくくなる
その点を重点的にフォロー」
「休まず通うなら、
懸案すべきは感染と疲労
対策として手洗いうがい顔洗いマスク、そして顔触らない」
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決断をこちらにゆだねられたときは
うーん、
飽くまでも個人の意見であってそのまま受け取ってほしくはないのですが
と前置きしつつ
「学校が本人の心身にとって
ストレスならば欠席、
リフレッシュになるなら出席」
「欠席は担任に極力前もって伝える
基本的に毎日
親が配布物や宿題を回収に行く
調査書のお願いや欠席初日は
お土産や気軽な菓子折り的なものを
持参して、懐に入る形のコミュニケーションをとる」
という原則を強調して、担任、お子さん、親御さんのイメージを伝え合いながら一緒に考えさせていただいています
※先生のキャラは重要です。
中学受験は人生の一大事!というニュアンスを絶対に伝えてはいけない先生には、「まだ本調子でなくて…咳すごくて、家でもバイオテロリスト扱いで。体が固まるので散歩して外の空気は吸わせてます」
等と言い続けたほうが無難かもしれません。
アンチ中学受験の先生は、中学受験生と家庭にコンプレックスを抱いているケースがとても多いのです。
コンプ持ちの先生相手に、下手に欠席、無策で登校すると面白いことが起こります。
「受かった?落ちた?」「受かったんだ、こんな奴でも受かるんだね」「落ちたの?あんなに必死こいてたのに?学校休んでまで受けて?落ちたのwww?ワロタ」ぐらいのこと言われてもおかしくないです。ダイレクトに言わないまでも、チクリチクリされるのがデフォルト。
お子さんに、コンプレックスをこじらせて悪意に支配されることのみっともなさについて、予習させておくとよいでしょう。
必ずお子さんと共謀して下さい。
小学校教師、強がっていても人間ですから
小学校生活や授業をないがしろにされていると思うと
悲しいですよ
自分は私立進学させてもらえなかった、なんて背景あったりもしますし
腹も立ちます
授業も、受験組がいないと成り立たなかったりします
「最後、ここであの子をあてればしっかりまとめてくれる」みたいな役割が欠席すると、授業の進行も、調整が必要になりますしね
(わからない子にわからせる力がない先生にとって、
わからない子しか来ない授業って、ホラーですよ~)
行きたいけど、授業受けたいけど、行けないダメ親子で申し訳ない
そういうスタンスでいることをおすすめします
飽くまでも
「休ませていただく側」として
謙虚さをアピールするのです
謙虚な態度があるとないとで
風当たりが違ってきます
中学受験絶対反対派・公教育原理主義の小学校教師は今も散見されます
一見協力的でも内心煮えくり返ってるかもしれません
そういった先生を刺激しないように…
ありきたりで
何のアドバイスにもなってないのですが…
いやあ、だって、ご存じの通り
正解なんてないですから
納得して選択する、
選択に納得する、これしかないのですよね
それは受験の結果についても言えます
人生の選択全部そうだと思います
先生をきちんと立てながら
うまいことやっていきましょう
休んだ子も休まなかった子も
どちらもいます
でも
勉強させる目的で休ませるのは
おすすめしませんよ
我が家は
どちらが精神衛生によいかで決めました
メンタル、いちばん大事です
結果ではなくメンタルを重視するためには、
受験は水物だと割り切ることです
人事を尽くして天命を待つ、と言いますが、
正直、人事を尽くしてなくても天命待つしかないので
受かったらどうするか、
落ちたらどうするか、
あらゆる「まさか」に備え、
想定外が起きないように、想定して計画するのです
最後に佐藤ママのお話です
苦手な方もいらっしゃるでしょう
私はダメ親ですので、完璧な母親像にうちのめされますが
テレビ番組で(わざと?)都道府県を間違えるなど、
名コーチは必ずしも名選手だった必要はないと
体を張って示してくださるなど
私のようなぐうたら母にも見習えることはありまして
佐藤さんママは落ちたときにかける言葉を練習していたそうです
佐藤さんママの子育てには賛否両論あるようですが
少なくともお子さんたちは学業人格どこにも非の打ち所なく素晴らしい人物と
学校関係者から伺っています
私は佐藤さんママのことはよく存じませんが
「あなたのことが大好き!」という溢れる思いや、
家庭の信念をお子さんに伝えるためならば
社会通念を横置きする、このかんじ、とても好きです
知的に合理的に無駄なく、
「あなたと一緒にいられて嬉しい」
「あなたは尊い」
「あなたの全てに価値がある、失敗にも全て意味がある」
ということを、お子さんたちに伝えきっている方だと思います
備えましょう
頑張ってきたのに失敗、頑張らなかったけど成功、
という経験から「頑張っても無駄」と誤学習してしまわないように
「成功しないと親を喜ばせることができない」という誤学習させてしまわぬように
親御さん自身の結果主義や100-0思考に気を付けて、
1月2月の受験、合格発表、そして繰り上げ待ちの日々を
心穏やかに過ごしたいですね
最後に
元サピックス大規模校校舎責任者兼教科責任者で、子どもからも先生たちからも尊敬されている某先生のお話
「お子さんが生きて、
そこにいてくれるだけで、ありがたいと思いませんか、
私は思います、
あんまりにもやる気なかったりふてくされたりでコイツーと思っても、
やっぱり有難いなと」
双璧を成す元教科責任者は
「子どもって
尊い…」
とおっしゃいました
読んでくださりありがとうございました
皆様のもとに、幸せの青い鳥が姿を見せますから
心穏やかに待っていてください
中卒回避のために中学受験させたおばちゃん - 「もしかして発達グレー研究所」愛されキャラに育てよう!by QOLT