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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

5振り返れば奴らがいる【地方公立卒エリートと中学受験5】

振り返れば奴らがいる

田舎から東京に出てきたとき、

大学で話しかけてきたのも、

クラスの有志でどこそこへ行こう、

とか言い出したのも

必ず奴ら、私立中高一貫組だった。


奴らはとにかく金を持っていた。

学生の本分は勉強だろう?


ぼくは勉強もしたかったし、

学費も生活費も

バイトして稼がなくちゃならないから

遊べない、と言うと、

思い切り気の毒そうな顔をされた。


そして、

べらぼうにいいバイトを持ちかけてきた。


算数は小学生のときの知識だけでできるだとか、

時給は居酒屋バイトの倍以上だとか、

7限行くと塾バイトに間に合わないから

大学で7限は取らないとか。


学業を最優先したい貧乏大学生として

そういうのもすごくムカついた。

地獄に降りたエンジェル

楽しいはずのコンパも、いつも彼らが仕切っていた。

そして、ぼくの考える相場よりも

ずっと高い、コスパの悪い店に連れていかれた。

内装は喰えない

なんとなくふてくされながら、

ひっそりと

隅でひとりで飲み放題のジンフィズを飲んでいて、

ふと目があったのが、彼女だった。


彼女も、賢くて努力家で、堅実だった。

抜群に地に足がついていた。 「あの中」では。


大学同期や

バイト仲間の使えなさを

愚痴り、嘆いた。

いちばん私立中高一貫卒を軽蔑していたのは、

ほかでもない、彼女だった。


あるとき、彼女は言った。

「あんなの、幼児だよね。

同じ学歴、名乗ってほしくない」


この人となら、

この、不自然な街 東京でも、

一緒にいられる。

健全な子育てができる。

そう確信した。


なのに、なぜ?


続きます!
correct-me.hatenablog.com



読んでくださりありがとうございます!

もしかして発達グレー研究所でした!


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