友達なんてララーラーララララーラー
もしおには友達が必要だ、と
妻は以前から言っていたが。
気が合う友達なんて
そう簡単に見つかるわけがない。
いじめられさえしなければいい。
いじめられても、気にしなければいい。
学校はお友達ごっこをするところではない。
ぼくの持論を繰り返すまでだ。
ぼくだって、人生通して、
友達らしい友達はいなかった。
基本、誰とも、話が通じなかった。
同じアニメ、同じクイズ番組を見ている子でも、
ぼくのしたいような会話は、できなかった。
Kと、もしおを除けば。
人と関わるのは必要だからで、
楽しいから関わるというのは
ほぼない。
口が裂けても言わないが、
恐らく妻を含めても。
お互い同じことを思っているだろう。
それがなんだというのか?
友達なんて、
簡易な承認供給システムに過ぎない。
どちらかに恋人ができたら、
友達は一気に、厄介者になる。
その程度のものに
こだわる意味がわからない。
私立ファンタジー
なのに今朝、
妻はこちらの顔色を見もせずに言った。
「私立なら、気の合う友達ができると思う。
塾では楽しくやれているみたいだし」
は?
その、
手に入るかどうかもわからない
「私立のトモダチ」ってものに
6年間……何百万も賭けるつもりか?
友達ファンタジー、
夢だけは誰にも奪えない心の翼、ってか。
悪かったな、全然わかんないわ。
ぼくにはトモダチいないから。
……いや、いた。
ぼくにも、ともだちが、たぶん……
いたと思う。
テレビと、……Kだ。
記憶のパンドラの箱が開きそうだ。
続きます。
【7】
correct-me.hatenablog.com
読んでくださりありがとうございます💕
もしかして発達グレー研究所です🍀
成績凸凹、発達凸凹、
悩める親子の幸せ探しを
お手伝いさせていただいております。
秘密は守ります。
教育、子育て、誰も言わないシビアな話、書いています。
流し読みぜひぜひお願い致します💕