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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

通信教材すらら、スタディサプリ、チャレンジを使いこなすコツ


発達凸凹っ子や、落ちこぼれに!
ICT教材のいいところと落とし穴、合わせてご紹介します。

バーチャルからリアルへ落とし込む誘導方法

タブレット教材のおかげで劇的に基礎学力が上がった!という人に会ったことはありますか。

効果のわりには、評判にならないですね(笑)

あれが合う親子の属性のせいです。
あまりペチャクチャ同級生親同士でしゃべって拡散するタイプではない点、
渡して放置式だとカラーテスト30点→70点ぐらいまででとどまりがちな点により、保護者の集まりで話題になったり自慢したりするほどのところまでフツーは行かない。
だからあまり話題にならないのだと思っています。


渡して放置でもまぁそこそこいけるかもしれませんが、せっかくなので、モーちょい上まで引き上げましょう、基礎学力。

えっ面倒だって?
えっ、個別指導塾にするかとかカテキョにしようかとか考えていらしたんでしょ?
その分のコストをちょっと還元しましょーよ。せっかくですから。

タブレット教材は発達障害と相性がいい?

最初の壁として、
・端末代
・端末の扱いのまずさ
・立ち上がりまでの時間
・ペンタッチの不具合

こういったつまずきどころを、親御さんがあらかじめ想定し、
必要に応じてあらかじめお子さんに釘をさします。

このデメリット部分をお子さんか飲み込めるようになったあとは、
お子さんは、出来ることがどんどん増えるでしょう。
ここまで
タブレットなどコンピューターとASDの相性の良さを感じるところです。


次のフェイズを放置するとお子さんもお財布もバグりますので気を付けてください。

タブレットは、正誤をジャッジしますよね。
発達グレーっぽい子、ASDっぽい子達が持ち合わせた極端な百ゼロ思考とあいまって、
「タブレットの採点基準しか受け入れられなくなる」
というフェイズを迎えることがあります。

そんなとき、いいえ、そうなる前に、どうか、親御さんが介入してください。
採点基準へのこだわり、点数へのこだわりを緩和させてください。

漢字入力などは、端末により認識しにくく、書けるのにばつになることがあります。
逆に、トメハネなど、タブレットでは○でも、担任の先生には×とされることもあります。

タブレット絶対、学校絶対、親絶対、どれにしても、ひとつの基準を絶対視させないでください。
絶対視していたものを、否定する時が来ます。
その日から、突然、気力が全オフになります。

発達障害傾向のある子、特にASDっぽい子にとって、
学習や経験は偏りやすく、絶対視に陥りやすいです。
絶対視することのリスクを、折に触れて分かりやすく強調しながら接してください。



親や教師など、人間が無意識に行う、
だんだんOKラインが上がっていく、
要求が上がっていく、というチートをタブレット教材は行わないので、
お子さんにとってある意味納得感があるようです。

しかし、学びやすさ、納得感の弊害を忘れないで下さい。
学びにくいものへの意欲が、衰えてしまうことを防がねばいけません。
バーチャルな学びを、リアルに落とし込めるようにする作業で、
この弊害は防ぎましょう!

タブレットというバーチャル世界から、リアルへとつなぐのは親の役目

タブレットの世界でできたことが、カラーテストで出来るようになるまでには、見えないステップがあります。
スモールステップ設定の練習機会に最適です。

臨機応変難民はパターン記憶でフローチャート化せよ

リアルでは、
たとえば「臨機応変」という、試行錯誤を伴う調整を要求されます。
それが出来ないと、叱責される頻度が激増します。

一般的には、子どもは、臨機応変な対応を何気なくします。
それは、
単に全く記憶しない低スペックな脳
へこたれない図々しさ
とりあえず正誤はどうでもいいから多数派に寄せる
そういうポンコツさの賜物です。

記憶力が良すぎる子であれば、
臨機応変、の「機」と、それに適した「応」をパターン学習させてください。

彼らは臨機応変というものがわからない間は
「臨機応変にね!」
といわれる度に
「……ぷしゅー!ボーーーン!」となりがちです。
その代わり、機と応のパターンを知り、体験し、メリットを感じれば、
「なにこれ!チョー使える!!」とばかりにぐんぐん学びますから、
最終的には自分でパターン想定もでき、感覚的にも行えるようになります。

機、応の例

たとえば、親御さんが
「○年○月現在の、あなたのだいたいのクリア基準を設定してみよう」
と宣言して設定した上で
【機】を示します。
「漢字テストでは」
「先生に出す課題・ノートでは」
「自分しか見ないノート・メモでは」
ということです。

「【機】追い付くために急いでるときは、ノート・メモは
【応】自分で読めればOK」

「【機】早く仕上げなさい!と煽られてるときは
【応】メモ比○割の丁寧さでOK」

だいたいOKなのか、微妙なのか、できれば書き直しなのか、
「【応】丁寧さとスピードの加減のパターン」を
親子のロールプレイで想定してみるのもいいかもしれません。
「確かに、しゃべる立場だと、丁寧に書く人を待ってらんないわ」
「確かに、みみずみたいな灘文字で書かれた漢字テストの採点なんてできないや」とか感じてくれることがあると思います。


※だいたいとかざっくりという言葉を嫌う子は多いです、
慎重に、かつ、必ず絶対視を緩和させていきます。
お菓子を配るとき、だいたい10こ!と言って、12こあげる、
おやつを買っていいよ予算はだいたい300円、としておいて50円分追加で与えてしまう、なども良いでしょう。
有り寄りの有り、有り寄りの無し、
51パーセントはOKで51パーセントはNOかなぁといった非百ゼロ表現、
絶対無理だけどまぁいいや、などの、不条理な表現にも、
楽しい経験にとりまぜて、慣れておくと良いでしょう。



さらに、
「評価者によって、正誤も、評価も変わるということを知っておくのは大事」
「だから、他者評価にこだわりすぎる人は、苦しくなる。
ただし、こだわらなさすぎる人も、苦しくなる」
このことを、趣味を介した実例を上げて理解させておきましょう。
サッカー好きなら、審判のジャッジとか、裁判好きならば地裁と高裁で判決が変わることとか。
ポケモンにより詳しいのは、映画版の台詞を全部言える子なのか、それとも歴代ポケモンの名前と属性 弱点 わざを全部言える子なのか、とか。

○と×で決めることはとても難しい、ただ迅速判定する必要があるから、ある程度諦めながら○×付けているって部分もある……そういう、ふつーの子は「ふーん。モヤモヤ。まぁいいや」で通りすぎながらバリエーションとして蓄積していく知見でも、
発達障害傾向ありのお子さんたちは、言語化して理屈をつけてあげると良いようです。
曖昧な社会や他者への不信感が緩和され、生きやすくなります。

(ただし、その都度、
「人の心理が絡むと、こちらの理屈通りに行かないこと・非合理的に思えることのほうが多いかも」ということも伝えておきましょう。
仕事、恋愛や家庭生活など、理屈に合わないと感じると、投げ出してしまう傾向が強まるので、論理一辺倒の関わりは危険です。
理屈で説明できることもたまにはある、というぐらいが、ASD傾向の子に刷り込む概念としては、バランスがいいでしょう)


もちろん、書字が困難な子やとっちらかってる子にも、きちーーーーんとまじーーーーめな子でも、いきなりお手本通り・漢字テストレベルで書かせようとする、なんていう無体なことはしないでくださいねー!!

彼らは極端にいきやすいので、前者なら書くことを放棄しかねませんし、後者ならばお習字でしか通用しない書字機能を搭載し、普段は灘文字 金釘流 を極めてしまう可能性が高いです。

親子で、コンピューターの反応が悪いねぇーよく我々タブレット投げてないよね!我々エライ!と言い合うなど、やりとりを楽しんだほうが、がりがり完璧目指してやらせるよりもかえってすっすっと飲み込んでいくことが多いでしょうし、先に繋がるんじゃないかなとおばちゃんは、思います。
(あっ、ほどよい圧が好きで、圧がないと定着しない子もいると思ってます)



通信教材と言えば、ベネッセのチャレンジもありますね。
知能の高い子の、学校の同級生とのコミュニケーションツールとして、すごくおすすめできると思います。
学校の授業で悪目立ちしないで済むレベルはぎりぎりここまで、 と教えるのにジャストフィットなのです(笑)。

塾や公文を敵視する担任の先生でも、なぜかベネッセのチャレンジのことはスルーする傾向がある気がします。

多くの先生たちは、先取りセーブ機能つきの予習教材として、チャレンジに助けられてます。
チャレンジ勢がいなければ授業が進まないのです。
「学び合い」「気付き(という名の、チャレンジ思い出し)」「達成度評価」が全く機能しなくなるクラスもあると思いますよ。
先生達わかってて、ベネッセに恩を感じているのかも?


とにかく学校の先生もベネッセの通信教材には敵意むき出しにする人が少ない気がします。
低学歴な先生でも、チャレンジレベルまでは対応できますしね。


知能の高すぎる子のうち、クイズ脳の子には、無学年式の教材はおすすめしないこともありまして、そのケースには進研ゼミをおすすめすることもなくはないです。


その子によるのです。



すららのような無学年式ですと、親としては進みが良すぎるとついついほめてしまい、コツコツやらないとムカついてしまうだけってことがあります。

はっきりいって、クイズ脳の子は学校教科書レベルの勉強なんて5年生の夏休みだけで完遂可能です。
知能の高そうな子は、幼児期、いじめ予防のメンタル作りと体力作りの機会が少なくなりがちです。
知育もよいですが、高すぎる知能をもて余し、
苦痛とする子が増えています。

心を少し汚すこと、
曖昧なものを曖昧なまま受けとる練習、
どうか、忘れないであげてくださいね。

過去記事にもありますが、わからなければご連絡ください。




継続は力なりと教えたいのならば。
時期が来れば一瞬でマスターできることを、コツコツさせても、ぶっちゃけ無駄です。

先取りを否定するわけではないですよ。
我が家も代々先取りする家系です。
ただ、くれぐれも勘違いさせないよう、気を付けましょう。




すららネットは、特別な機械ではなく、
ご家庭の端末で使えるのでおすすめです。
30日の無料お試しが気軽で嬉しいですね!ここクリックで資料請求とか申し込みとかしてもらえたらおばちゃん嬉しい。

中高一貫生の方向けの入り口はこちら


発達凸凹さん向けのご案内はこちら。


一応ベネッセも置いておきますね。



きょうだいがいる場合の考え方についても書いたのですが、長すぎるので分けますね、もったいぶってる?いやそんな価値あるかわかんないです、すみません。

おばちゃんトークご依頼では、お子さんの性格やご家庭の方針等を根掘り葉掘り 掘り下げながら、より濃いアドバイスを行っています。
家庭教師や個別指導、習い事、担任の先生にどのような依頼をするか、面接にはどのような態度で挑むか、どうやって依頼内容を継続していただくか等、戦略を提案させていただいています。

読んでくださりありがとうございました!
もしかして発達グレー研究所でした。


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