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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

【続報】あの件、ご不安な方へ

あの学校の問題指導の当事者(体育教師)に関するお話。匿名でたくさんの不安の声が届いています。
一方、情報も。事実かは未確認ですがフルネーム、部活の情報。オンライン上に今もある情報です。ここには書きません。日本ブログ村にも、Twitterにも、この記事は載せません。(訂正、さっきブログ村見たら、載ってしまってたので削除しました)


お尋ね頂ければ、
「このヒト、この部活を避けるといいかもね」っていう情報のURLお知らせします。あ、拡散しないって約束してくださいね。

何度も言うけど、ぶっちゃけどこの私立にもいるよ…キレ散らかす先生。娘の学校ではまだ出会ってないけど、それはたまたま。
アンタッチャブルな先生の本名も部活も予めわかってる、つまり地雷の位置がわかってる学校を避けて、地雷がどこにあるかわからない学校に流れていっちゃう現象は、ちともったいない気がするわ。あ、飽くまでもお子さんのキャラや親御さんの考え方によるけどね。

この一件によって志望校から外すのもアリ、キレられる体験をまわりと共有するチャンスと処理するのもアリ。

ただ、一生守ってあげられるわけではないからね。凸凹っ子にとって、出来合いの完璧環境なんて…ないと思ったほうが無難よ。

おばちゃんは心配

wiki(https://ja.m.wikipedia.org/wiki/DaiGo)によると、Dさんは小学1年のときからずっといじめられてて、中2のとき工作室で母親をバカにされ突発的にナタぶん投げたそーで。
そこからまわりの態度が一変したと。そして、自分の行動1つで世界は変えられると思ったのだそう。

いじめは、いじめるほうが変わるべき、っていうことにしておかないと優しい優しい方々からクレーム来るので社会通念上そうなってますけど、敢えて空気読まずに言えば、やっぱいじめを引き寄せしちゃう言動ってある。
いじめを引き寄せないための処世術はある。
幸せそうすぎる、真っ当すぎる、正論を突き付ける、こういう「いわゆる良い属性」も、イジメを引き寄せやすい。正しいことを教えてるつもりでハイ論破wwwってやってたとかね。背景は誰にもわからないのに、どっちが正しいかジャッジするなんて、烏滸がましいよね。

いじめは、悪い面を強調されて久しいですが、使いこなし方によっては、いい経験になります。

いじめ自体は衝撃的でも、結果的に自他境界に気付けたり、自我同一性確立できたり、本当に大切なことを再確認したり、改善課題を得たりして、後々まで続く利益を得る子もたくさんいます。

ただその子達は
「いじめられた」
という被害者意識を超越していくので、いじめられっ子でした、おかげで立ち回りがうまくなりました、みたいにメリットを公言する人はレアなんです。(Dさんも、過去の講演などでは、メガネをコンタクトにしてストレートパーマをかけた、それで自信ついた、って話してたし…)

いじめられた経験して良かった点を発言しようとするとものすごく叱られるんだよな。心の傷に苦しんでいないとダメらしい。
そのせいか、いじめからの健全な立ち直り方を学ぶ機会がものすごく少ないんだ。ずーーーーっと抱えて生きていくことしか道筋がないみたいなバイアスができちゃってる。

いじめとの戦い方

ちょっと、体育教師の話から逸れます。

8年間のいじめに終止符打ててよかったねーと言いたいとこなんだけど。いじめる側にしか瑕疵がないケースを除けば、いじめには教育的な意義が含まれてることもあるのよ。

まわりに働きかけていじめを辞めさせることはおばちゃんは体感で半分以上のケースで反対。
良くて腫れ物扱い、悪いと火に油を注ぐ。

腫れ物扱いになれば、本来経験すべき人間関係のイザコザから過剰に保護されてしまいます。後者は言わずもがな。
変な介入されると、イザコザ経験値&折り合いつける力のゲットチャンスを逸してしまいます。
いじめって、なくなればいいっていうシンプルなものではないです。

これ大事なことなんだけど、あまりに語られていない。短期的にホッとできることと、長期的な幸福はまた別。



ブチ切れて衝動的にナタぶん投げたら、そりゃみんながドン引きして、距離置くさね。
ここまでせんでも、いじめられっ子にならないための手当てをすれば、いじめられないから安心して。

社会不適合になったのは子供の頃いじめられていたせいだ、っていう研究がまかり通ってるけど、おばちゃんは因果関係ガバガバだろと思ってる。

いじめを引き寄せる言動や思考のクセは、存在します。

まわりの配慮によっていじめをなくそうというけれど、いじめを引き寄せるクセを矯正しない限り、くすぶった爆弾抱えたまんま。

まわりの成長のおかげでいじめられなくなると、極端に経験値が低いまま、体も自己評価も無駄に大きくなってしまうんだよ。

言動のクセ、思考のクセを叩き直してもらえる機会は、激減してる。どんな背景があろうと、強い指導や、特殊なアプローチをすれば、容易に大炎上するからね。
親御さんとおばちゃんとで、早めにととのえて行こう…一緒にやってこ…。

賢母?煽り屋?

被害者、とおっしゃってた若者のお母さまは、Dくんが26歳ぐらい、末子Rくんが高2のときに亡くなってます。理想の母として、美談になってます。ブイブイの煽り屋さんである可能性は絶対に語られません。

お母さまの夢は、
息子4人のうち一人でも東大に行かせること

お、おう…。

兄が東大行けず、母が落ち込むのを見て
「ママ大丈夫。僕が東大に行くから」
となぐさめたのは弟Rが小学生のとき。

弟Rは、中1のとき、
「兄Dはテレビに出てるけど、弟Rはどうするの?」
と母に煽られる。成績は学年ビリから5番以内。

遺品整理中、乳がんに侵されながら書いた手記発見。最後のページに
「あと1年頑張れたら、Rが小学生の時に約束してくれた東大に行くところを見届けたかった。」
弟D高2、それみて、無意識の約束を思い出し、一念発起、猛勉強で東大へ。



辞世の東大煽り…。



え、美談なのかこれは。*1

煽る教育スタイルを否定するつもりは、ほんとにない。成果を子供がガッチリ受け取れるなら、凸凹っ子教育のひとつの解。チヤホヤして持ち上げて、はしご外しする発達支援の王道スタイルよりよっぽどいい。

でもおばちゃんやうちのクライアントさんたちが関心あるのは、お子さんの笑顔と、長期的な幸せの確保なのよね。あくまでも。
そのために難関合格が必要、ってことはあるにしても。



心に引っかかったことなら何十年でも覚えてるからね、あの子達は、だから育てにくい。そのかわり
「考えて出した答えはやたら覚えてる」
みたいな特性があるなら、記憶をムリヤリ掘り返して、本人的に整合性の取れるカタチにととのえて、記憶の棚に入れ直してあげると、永久機関的に安定するという特性も併せ持ってます。
これ使いこなすと、本人もまわりもほんわか笑顔でいっぱいになります。

記憶力のせいで膿んでしまいがちな心の傷は、切開してケアして幸福度高まれば、あれもいい経験だった、と捉え直すことができます。

「ひどい侮辱されて傷付いた、ひどい人生だ」
という記憶を
「あの人以上にひどい侮辱をする人にはまだ出会っていない、まわりの人に恵まれている」
といった記憶にととのえて置き換えることって、意外と簡単。
実際ここまでシンプルじゃないけど、わりとシンプルなのに普及してないのは
「ひどいことをするほうが悪い」
という社会通念のせいです。受け取り方の大切さ、つまり心の自衛力を口にした専門家は、リベラル()に叩かれて、黙ってしまいます。


キャラ大事、信用されないこともわりと大事…

巣鴨さんの話だとしたら、あーそういう先生まだいるんださすが硬派だね、お客様扱いなら塾でいいもんねぇ、ってなっても、こちらはおっとり系ぼんぼん校だと信じていたからこそ、今回の動画が衝撃的だったのだろうと思います。
学校側の対応にご不満な方も多いようです。

そもそも学校を信じすぎだよ…。自分を満足させる対応を、学校という他者に求めてしまう、自己の問題に気付けないうちは、たとえ志望校全合格でも、中高一貫校生活を満喫できないでしょう。まじで。


また、Dさんその他の感受性や発言力によって増幅された感情を受け取りすぎていないかなってのは考慮推奨です。おばちゃんの記事もバイアスだらけだよ。



Dさん、大丈夫かな…。記憶の膿出しを手伝ってくれるお母様はもういらっしゃらないのだなぁ。


読んでくださりありがとうございました!他の記事もぜひ!

noudeka.com

*1:参照元 https://okan-nikki.com/2021/01/31/matsumaru-ryogo/ 発達凸凹っ子は死の恐怖、命の危機突きつけてチビらせるとスイッチ入る、っていうおばちゃんの危険思想の補強にはなるけど、煽って追い込むなら、本人が確実に恩恵を認識できることに限ったほうがいい。つまり、勝つこととか学歴とかじゃなくて、幸福度に直結する言動・思考のクセづけのためにこそ煽ろう。戦略的な煽り方をしようね


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