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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

【質問箱24-1】小1男子、高IQ、イライラ激しい、感情コントロール、しんどい【アドバイス】

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ご質問

はじめまして。

少し前にポッドキャストを知り、首がもげそうなほど頷きながら拝聴しております。

小一、高IQ、逆張りタイプ。 イライラ表出がかなり激しい(他人の前ではほぼなく、基本的に親の前のみの) 息子の相談です。

以前からゲームに負けた時や、場面を切り替えるべき時に感情コントロールができず、瞬時に沸騰し、私や夫のせい、何かのせいなどにして強い言葉をぶつけてきます。

『嫌だ、悔しい、 悲しい』 の気持ちは理解できるのですが、負ける度に当たりが強くなるので、受け止める側もとてもしんどいです。。

(私自身が、そういった状況から気持ちを通常モードに切り替えるのが苦手なのもあり、できるだけ家族で楽しく過ごしたいという気持ちが強すぎるのかもしれません。 )

気持ちを切り替えるためにどのような声かけが響くのか、また親側の心の持ちようなど、アドバイスをいただけたら嬉しいです。

お答え

ご質問あざす!ポッドキャスト褒めてくださり嬉しいです〜うちのポッドキャスト、地味なりにコアなファンいてくださるんだけど、なんたって地味なんよ(笑)*1


ふーむ……まあよくあるよね。とりあえず、親御さん自身に、主観ベースだから度合いをはかりにくい…という認識があるのは吉。それゆえに悩ましいけど。

ええとね、すでにいろいろ試されてると思います、でもうまくいかないでしょ。

そらそうよ。

高IQを叩き出す大脳ってのはね、分をわきまえてくれませんのよ。

興味に従って活性化して、加速度的に肥大するの。雪だるま式に…加速度的に…記憶を蓄え、そんじょそこらの大人の知識量をぽーんと超えていきますよね。

大脳を制御するのに都合ええ前頭葉とかいう、なんかよーわからんもんが、ええ具合に成長してくれたらええねんけどな、脳の発達には、その時時のボトルネックがあって、大脳と前頭葉と脳幹と…なんやかんやで陣地争いをしてるんやと白ばあがゆうとったわ。知らんけど。

頭蓋骨の容量。血流やそれに含まれる酸素や栄養等。先に大脳が爆発的に育ってしまって出しゃばると、制御機能や本能を司る部位が活躍しにくくなる可能性、あるんじゃないかなぁ…擬似相関かもしれないけどね。


みんながみんなじゃないよたぶん。おばちゃん家系は、その可能性を想定するよってことね。知能を刺激する時間を何割か減らして、基礎体力作りやカルチャーショック体験、○玉縮み上がるような玉ヒュンな体験に時間を割いて、大脳の発達に待ったをかけるぐらいでも、バチは当たらない気がするのよ。頭蓋内容量が巨大で首もガッチリしてて太くて循環器呼吸器消化器も強い上に思考のクセがスマートな子ならともかく。


一般には脳育知育は幼児期が黄金期!!と言われるけど、高感度センサー持ちさん(高知能や高IQ含む)の場合はちっと特殊な気がする。ほっといても脳が爆発的に成長するんだもん。このタイプはレアオブレアだから、n数が少なくて、まともな専門家ほど考察しにくいので敢えておばちゃんは警鐘を鳴らしておきたい。

大脳発育の黄金期に大脳鍛えすぎた上に、安全で裕福な家でぬくぬくしてると、あと伸びしてくる自己コントロール力や統合や生殖を司る脳の活躍するフィールドを先に大脳が陣取り、バランスが崩れてしまうかもしれなくない?

そう、脳が育ちやすいということは、バランスが崩れやすいってことなのかもしれない。…ってここ頷くとこじゃないよ?何の根拠もない与太話だよ?WEBライターもマスコミ同様、ウケたい一心で迎合するか、ポジショントークするか、あとでほれみろ俺言ったもんね!と言いたくて逆張りをしてるかだからね?いちいち真に受けたらだめだよ、おばちゃん記事も
「へー、変わった考えの人もいるのね」
ぐらいで読んでおくれよ。


さて気を取り直して。

ガチヤバだから早くどうにかしたほうがいい状態か、個性の範疇の状態か、これだけの情報で見極めるわけにはいかないねぇ。ま、どんなに情報頂いても、未来について確実なことは言えないけど。

ただ…勝ちにこだわるメリットをなんらかの形で認知している間は、その子、そんなに変わらないかもね。
あるいは、勝ちの陶酔感が記憶に残っている限りは、戦い抜こうとするかもね。

発達オタク目線だと初歩的な話だけど、負けてイライラしたら勝つまでゲームさせてもらえた!→勝つまでやりたいときはイライラしよう!みたいな、誤学習をひきずってはいないだろうか。
誤学習は、記憶力のある発達障害において、最も基礎的な落とし穴ですわよ(記憶と言っても言語記憶とは限りません。お子さんによっては、一般的な育児方法により、赤ちゃんのときから誤学習を積み重ねています)。


それから、学校ストレスありますよね?
学校で問題起こしていないなら、バカのふりをすごく頑張ってるんじゃないかなぁ(おい)。
「いってらっしゃーい、がんばってバカのふりしてこいよー」
と送り出すぐらいでいいってもんよ(おい)。

いやマジで、交絡因子たくさんあるから絶対じゃないけど、小学校ってかなりインドだよ。教室はガンジス川。授業はカルチャーショック。歩いていけるインド…算数レベル低いインド…。
日本の常識は非常識。高い物持ってたら妬まれるし奪われる。物はなくなる、汚れる。真顔の嘘つきが氾濫。なぜかダンスばかり(あれにも意味あるんよ、ダンスはある種の世界共通言語で、なんなら野生動物も繁殖のために…って語り出すと長くなるから割愛)。
異文化体験は人格形成上必要なんだけど、とにかく疲れるんだよ。毎日がインド。おつかれさんだよ。
「みんな仲良く」
「されて嫌なことしない」
「人に迷惑かけちゃだめ」
「いい子にしてたらいいことある」
みたいな綺麗事を絶対的正義だと思い込まされて育ってる子にとっては、学校はインド。行って当たり前じゃないよ。
毎晩無事を祝って踊るべし(それはやりすぎか)。

勝ちにこだわることの功罪

勝ちにこだわる気持ちの話をしておきましょう。

人間関係にはマイナスになりやすいこともあるよね。勝ちたい人はたくさんいるから。勝ちにこだわる子は、いつも熾烈な競争に身を置くことになります。
だいたい、途中で面倒になるんです。でも、高IQで記憶が強い上、無双していた期間が長いとなると、ドパミン性の陶酔感を忘れないってのは当然あり得るわけです。

その過程で、面倒になって諦めて、勝ちにこだわるのをやめたり、こだわりの対象を勝利というドパミン的な興奮でなく
「より良いプレイや和やかムードなどがもたらすセロトニン的な幸福感満足感」
に関心をずらす子もいます。


ドパミンもセロトニンも程度問題なんだけど、面白いのは「親の好み」が出るとこなのよ。
おばちゃんはドパミンに脳をドライブしてもらうのはよっっっぽどのハイスペックの努力家じゃないと持続可能性低いと思ってる。努力による改善が伴わないなら、単なる怒りっぽい面倒なガイジ止まりになりかねません。

勝ちへのこだわりを有益に使いこなせるようになるタイプではないと見切ったら、あの手この手で鎮静かけてセロトニン効果で、まったりおじゃる丸寄りにしていきたい派です。おばちゃんならね。

で、す、が。

個人主義ベースや、究極を目指すチームを率いる立場など、環境によってはそのこだわりが活かせることもあるんですよ。だから、ただ勝ちへのこだわりをなくせればいいってもんでもないんだよね。勝ちへのこだわりを、癇癪じゃなくて、頭脳で解決するようになったと思われる人におばちゃんはけっこう出会ったことがある。*2

勝ちにこだわるのも、その子の能力でありギフトなのかもしれない。おばちゃんはそこは気になるよ、誰でもおんなじようなほのぼの仙人にしたいわけじゃあないんだ。

とはいえ。

勝ちにこだわる力がギフト、みたいな子は、皆さんが思っているよりずーーーーーっと稀なんじゃないだろうか。

テキトーだけど、そうね、10000人に1人〜3人ぐらいと思っていいんじゃないかなぁ。
T.P.O.と自他の都合によって、本人都合で勝ちへのこだわりはボリューム調節できるようにしていきたい派。
もちろん、そう簡単なことではないです。おばちゃん的戦略はあるにはあるけど、絶対ではないよ。思考プロセスを一部分、簡単に書いておこうと思います。


続きます。
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*1:【あつまれ脳デカ族の森】脳デカドットコム〜もしかして発達グレー研究所 byQOLT

*2:今ふと思い出したのは、リアルの知り合いで、灘、理Ⅲの中でも有名な天才であったKくん。部活で毎日のようにやるじゃんけんで3年ぐらい負け知らず。聞けば、乱数表?だかなんだかが頭の中に作られていて、それに基づいて何を出すか決めればあいこはあっても負けはしないと。なんだそりゃ。低次元で生きてるおばちゃんには意味わかんないけどすごい


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