お久しぶりです。
お詫びと訂正です。
Spotify(ポッドキャスト)やTwitter(X)などでもブログでも、おばちゃんは軽率に「大脳が肥大して〜」とか、「大脳優勢で本能劣勢で〜」みたいに言ってました。あまりに雑でした。ていうか間違いです。ごめんなさい。
おばちゃんが大脳が優勢で、と言うとき指してるのは、
「大脳新皮質※過剰適応系以外の話のときは、前頭葉を含まない」でした、たぶん。
お詫びして訂正いたします。
少し用語をおさらいしてみますね。
なお、ガバガバ知識てんこ盛りなことには変わりません。おばちゃんのテキトー記事に限らず、何事もくれぐれも真に受けないようお願いします。
所長多忙につき査読なしです。違ってたら教えてください。
ドクロの中身を探ろう
髑髏。字面からして不気味ですな〜。
我々、ひとり1個以上、必ずドクロを持っております。あ、広義の頭蓋骨ね。
ドクロの中に脳みそが入ってます。
脳みそを、ざっくり、大脳、小脳、脳幹に分けてみましょう。
まず大脳、さらにざっくり、大脳新皮質と、大脳辺縁系にわけて考えてみます。
☆大脳新皮質〜ブロッコリーの緑のところ?
発生的にも、進化の順番も、新しいほうなんじゃないかな。あー、それで新皮質?なるほど〜(雑な納得)。
私はこの大脳新皮質を「大脳」「大脳皮質」「理性や知能を司る脳」などなど、勝手な呼び方しがちです、ごめんなさい。
八百屋さんのブロッコリーをイメージしてみてください。
大脳新皮質は、緑の…花とつぼみのとこらへんかな?
新皮質は、いくつかの頭葉と呼ばれるパーツから成り立ってます。
頭葉は、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚(五感)、記憶、言語理解、視覚認知や聴覚認知。憧れの前頭葉は注意・思考・感情のコントロール。物事を整理・処理・実行する機能などなど。
複雑な認知について、ある程度分担しつつ担っています。
「うちの脳デカ族は新皮質のここらへんが張り切りすぎなんだろなー」
ってイメージなさる方も多いでしょう。ちなみに、脳みそそのものが色分けされてるわけでもありませんし、どこで制御されてるか言い切れるわけでもないそうです。つまり、局所的に電気で刺激したら良くなるってほどシンプルではないみたいです。TMS治療とか、まぁ理論上はねってかんじよね、運が良ければ効くかもだけど、かなり侵襲的だし、どーーーしてもって言う人を止める気概はないので、実験台のつもりでどうぞ〜てか全身診られる医師もいないのによくそんな危ない事するよなナントカブレインクリニックっつーのはよ。
色んな本に「脳のはたらき」ってわかりやすく書かれてますけど、実際の研究者によると、うまく動いてるほうが不思議なぐらい、役割が複雑な回路だそうです。
全身運動その他の刺激で自家発電?&酸素や栄養の補給&代謝しながら脳にリソースを送り、活動させている…そんな状態をイメージしてみてください。
回路が複雑になればなるほど、電圧強すぎたり足りなさすぎたり、並列の抵抗の大きさに偏りがあったりして、一部回路に電気が流れにくくなることや、スパーク!ってなっちゃうことなど、機能不全が起こるリスクが上がるイメージ、おばちゃんは持ってます(正確かどうかは担保しない!ごめん!)。
脳デカ族の脳は一般人の脳より複雑であるがために、偏りなどの機能不全が起きると戻りにくいんじゃないかな。
この大脳新皮質の発達と二足歩行こそが、人類を地球の覇者たらしめた、なんて話も聞きますよね。
脳の物理的なデカさにどれだけの意味があるのかは存じませんが、チンパンジーやオランウータンで400グラム。人は1300〜1400グラムとか言うけど絶対個人差やばいと思う。
脳がデカいほうが上等なのでしょうか。
大脳新皮質は、
インテリジェンス(知性、知識)、
センセーション(感覚)、
パーセプション(知覚)
コンシャスネス(意識)の詰まったところ。
いかにもカッコイイ。そらもう、教育ママならずとも、ハデに開発したいですわよ。
でも思い出して。脳は臓器であり組織。デカけりゃいいってもんじゃない。過ぎたるは及ばざるが如し、かもしれないじゃないですか。知能開発しなさすぎに気をつけるのと同様に、開発しすぎにも気をつけてこそ教育ママだよ。
超高知能というのも、界隈の外から聞いたら、甘美な響き。でも実際はなかなか厄介です。本能バグってく率高すぎる気がする*1
とっちらかり勢の憧れにして、過剰適応勢の足かせ、前頭葉もここ「新皮質」ゾーンに含まれてます。
前頭葉について、高校の生物でこんなかんじで習うわけです。
情緒、言語表出、注意と組織化、行動の開始、行動の抑制、判断、計画、問題解決、自己の客観化
…あーもうやめて!私の前頭葉ライフはゼロよ!(笑)。
前頭葉(特に前頭前野)…お前だったのか…私をとっ散らかりにしていたのは…。
前頭葉が発達するタイミングは、大脳新皮質の他部位より遅いんですって。
一般に、頭蓋内容量は成長で増えます。脳の神経伝達効率も上がります。
ですが、空気読まずにデカくなる脳みそを、高精度の知育脳育で早々と、極端な脳開発してしまうと、どうなるか、それは昔から世界中で人体実験されてるってわけ。
ドクロのキャパに変化がないと仮定すれば*2、後天的に前頭葉が育つ余地&前頭葉を働かせるための資源が不足したり、頭蓋内ミッチミチ(脳圧亢進)に伴う易刺激性や片頭痛、嘔吐などの不具合が出たり、夭折したり。
生きる意味がわからないと、生きたくないと思っちゃう人手をあげて!はーい、けっこういらっしゃいますね。それ生存本能ほぼ0ってことだと思っていて。ワラジムシより生物として脆弱。本能を履修せよ、だわよ!
過剰適応っ子の場合は、前頭前野の働きが強すぎて、ブレーキがかかりすぎてるかんじ。過剰適応組が、ある日突然バグったり脳疲労でぶっ倒れたりするのは、やむを得ないことです。鋭すぎる感覚、記憶、言語理解その他が先に進みすぎて、脳内資源争奪戦が発生しちゃうわけなんですが、脳の成長によって脳内資源争奪戦はどこまでも激化しちゃうんだもん。
次回予告
大脳には、大脳新皮質のほかにもゾーンがあります
それは本能に絡みまくるゾーンです。*3
そう、大脳辺縁系と、脳幹です。
ブロッコリーで言うと、大脳辺縁系は、小房に分けるときに切る細い茎。脳幹、延髄は、切り株みたいな太い茎のイメージ…でいかがでしょうか?
次回は大脳辺縁系についてです。
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Twitter(X)には頻繁にいます。たまにおしゃべりしてます。よろしくね!
あやしいブログ読んでるそこの脳デカ族!あなたのことだよ!ありがとうね〜!応援してるよ!グッドラック!