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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

500円で1上がる偏差値って?

f:id:correct-me:20181004185026p:plainこんにちは、ただのおばちゃんです

4月から進学

親としては今のままでとってもすてきなお子さんでも、

9割は6年間共に過ごすと考えますと

第一印象

バカにすることはできません

 

親としては、
そのままでいいのにと思う親御さんも
いろいろと
手をかけてあげたくなる親御さんもいろいろで
どちらもまぎれもなく親の愛です

 

「まだ○歳だから、ありのままでかわいい」

親から見ればそうですが

ある程度は

親がブーストかけてあげるのがよいケースがあります

 

改善点すべき点はほかにも

あるかもしれませんが

愛されキャラに共通する要素のひとつに

 

清潔感

 

があります

 

清潔すぎる人と不潔すぎる人

どちらも本人や周囲の困り感が起こり得ますが

ここでは

清潔好きすぎな人はそのままにしておきましょう

 

さて

清潔感偏差値が低すぎる、

つまり不潔すぎる人ですが

どうしたものでしょう

しかも、アスペルガー障害の風味がありますと

遠回しに言っても伝わらないのです

はっきり言えば傷つけてしまいかねませんので

まわりは

ぐっと我慢に我慢を重ねてしまいがちです 

 

しかしまわりは

我慢しきれなくなった時には

必要以上に厳しく非難してしまいがちです

こうなるともしかして発達障害…の方は

大人でも子どもでも

心と耳を閉ざしてしまいがちです

 

嫌わればかにされるのが先か、

こじらせるのが先か、

髪と頭皮を洗わなくなるのが先か

はたまた感覚過敏が先かはわかりませんが

 

進学校や大学で不適応となる

1学年1-2割程度のお子さんのうち

お風呂や歯磨き、洗面、

鏡での身だしなみチェックを

拒むケース

かなりあります

(普段はするが、

ストレス下ではしなくなる、

というケースも含みます)

 

お子さんが乗り気であれば

親子で力を合わせて

お金も出す甲斐があるなぁ

というものですが

だいたいが

自己の客観視に問題を抱えていることに端を発した

不適応ですので

 

肝心のお子さんが

「いめちぇん、せいけつかん

なにそれ怖い」

なんてこともあります

 

せめてもの親心も空回り、むなしいものです。

 

それでも、清潔感に関しては諦めず、でもこだわらず

頭を使いましょう

もしかして…ASD自閉症スペクトラム?アスペルガー障害?なお子さんの場合、

「中学に入ったら意識が変わるだろう」

「もう小学生ではないのだから」

「中学受験を経験したから」

こういうの、期待しないでくださいね!

 

変わりたいときにしか、変わらない

「創業以来変わらぬ味」なお子さんなのです

それが純粋さであったりまっすぐさとして魅力となることもありますが

清潔感を出す程度のイメージチェンジさえ恐怖と感じることもあります

(散髪を嫌がる、お菓子のごみを捨てたがらないなどのサインがあります)

 

 

逆に過剰に緻密な客観視をして、

過剰適応で空気を読みすぎて疲弊しているタイプですと

イメージチェンジを促す対応ひとつで傷付く可能性があります

 

いずれにしても、慎重に、でもさらっと

清潔感偏差値を上げるアプローチを行う必要があります 

 

 

「きれいな肌ね」と言われるとお手入れが楽しくなりますよね

(おばちゃんは言われたことないですけどねっ)

それは、「きれいな肌だとほめられると嬉しいので、また言われたい」

ということでもありますし、自信がつくためでもあります


お子さんもおそらく同じです

「いい匂いだねえ」と言われていい気分になれば

またその気分を味わいたいと思うわけです


「くさいよ!」「汚い!!」
と言われたら、我が身を振り返る以前にむかっとしてしまい

ストレス負荷が大きくなります

 

ストレス下では一般に防衛本能優位になります

防衛本能優位の時は客観視の機能は著しく低下します

本能的に攻撃的な子は攻撃的になりますし

本能的にボケっとした子はボケっと思考停止します

 

 

極端な話、

ストレスにより潔癖症になるタイプ以外は、

ストレスにより、体臭をあちこちになすりつけて

マーキングする方向に行きかねないのが

もしかして発達障害の人々なのです

 

 

お子さんが納得行く誘導はなにか、正直やってみないとわかりませんが、

「臭いよ、汚いよ、嫌われるよ」と何度も言うより 

自分より臭くて汚い人と接することのほうが

「臭い、汚い、嫌われる、ってこういうことか…」とぴこーんと

感じてくれるような気がします

 

教育現場でリアルに言うことはできませんが

 

劣等感を持った人間は、必ず下を見ます

自分より下等な人間がいると知って

初めて上を目指せるようになります

ですから

所属集団におけるビリにしないように

適宜介入することをお勧めしています

(もちろんどん底まで行って自ら這い上がるのがベストですが、発達凸凹がありますと自助努力が明後日の方向に行きかねません

成功割合から言ってかなり厳しいです

清潔感に関する介入はすべきだと認識しています)

 

 

correct-me.hatenablog.com

 

 

思春期になれば親の愛は届かなくなり

別のだれかを慕うようになることが多いでしょう

失恋もするでしょう

 

まわりに不快感を与えない言動を

身に付けておくのが理想ですが

ストレス下の言動コントロールは

発達障害でなくてもなかなかできないことです

また

どんなに言動がまともでも

臭いと、

他者の理解や援護を得ることの難度が増します

 

足やわきのにおいには様々なタイプがありますが

ミョウバンが効くのであれば

どんどん使いましょう

金属ですので、超エコ思考の方々には

「金属を体に付けるなんて!!」と批判されがちですが

メリットとデメリット考えて

臭いというのは集団生活を阻害しかねない因子ですから

積極的に

直した方がいいです

ソーシャルスキルトレーニングと同じか、

ひょっとするとそれより優先でお願いします

足やわきに付けてもいいでしょう

 

 

感覚過敏の方ですとどうしてもお風呂や歯磨きを嫌がります

・お風呂のお湯にアルカリ性の入浴剤(値が張ると思われるならば、重曹でも)を

入れる、

・水道水の塩素を除去する

・ボディソープをせっけんにする、あるいは泡で出るものにする

・シャワーヘッドをナノバブル対応にする

など、お子さんの好みに合わせて対応してみてはいかがでしょう 

 

対応するお金がもったいないときは

お風呂に入る前によく「湯練り」をするのがおすすめです

湯かき棒でジャバジャバかき混ぜることで塩素が多少抜けますからね

(その時発生した空気の粒が新たな刺激になるようであれば沸かして時間を置いてみてください) 

 お肌に合えばいいと思います

 

 

歯磨きは

・歯ブラシを柔らかいものにする、超音波歯ブラシにする

・ミントやガムでさっぱり感を感じる癖をつけさせる

・食後に緑茶

歯ブラシをMISOKAにしたら歯磨きのストレスが減りました。おすすめですが高いのと、磨くスキルがないと無駄。


思い切って超音波を試したら、これが大ヒット!

汗だくの靴、足の酸っぱいにおいにはグランズレメディが圧倒的です。


全部一気にというと大変ですから、

ちょっとずつ工夫していくといった対応で

クラスのサイテーラインよりは上、を目指していくと

「くさい、汚い」などという言葉を受けることが減り、

それとともにだんだん視野が広がって、

自分を客観的にかんじられるようになりやすいです

 

「くさい、汚い、嫌われるよ」なんて言い方は

ちょっとこらえて

こっそり石鹸を変える、くらいの方法からでもこつこつと

豆腐プライドを傷つけないように

清潔感偏差値を上げていく手伝いをしてあげてくださいね!


※どうしても整えなくてはならない精神的不調があるときは、この限りではありません。

敢えて清潔感を一切要求せず、「2週間、免除」等としてストレス軽減を最優先する手法も、選択肢のひとつです。

 

 


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