過激なまでの読み飛ばし。今日こそ真面目に分析してみましょう。
お悩みの方、、あ、いない?じゃ別の記事読んでいってね〜!
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ありあらゆる対策がありますが、一般によく言われることは割愛します。一般論で解決するなら帰ってくれ(あっウソウソ!帰らないで〜)。
うちはマイノリティのための館…。
ちょっと忙しいのでいつも以上に分類が雑でごめんね!(おばちゃん、分類とか整理整頓が苦手でして…)
読み飛ばしいろいろ1全般的に学力低くての読み飛ばし
学力の問題とみなされているケースは、お子さん自身の日常・一見学力と関係なさそうなほかの特性から分析する必要があります。
(生まれつき頭が悪いとかLDクラスと思われている子でも、認知の調整方法や感覚過敏のなだめ方を知ると、成績がぐっと上がることがあります。)
感覚過敏と、読み飛ばしなどのミス。しばしば併存しますよね。
ドラえもんに出てくる野比のび太を例に取り、読み飛ばしミスはどのへんからほぐしていくのかって話をします。
野比のび太
全弾を同じ穴に撃ち込む射撃力…。
あやとりの開発…。
マジでどーでもいい、でもマジですごいですよね。(警察の訓練で、射撃だけがうまい人はのび太と呼ばれるとかいう話がありますが…それは名誉なのか?)
彼は頭が悪くて、無気力で、寝てばかりと有名です。
感覚過敏〜3次元視で疲弊する目〜
当所では、彼タイプは、目、が気になります。
空間認知能力が高すぎてバグってると見なして開発していきます。
中学受験合格のためとか、自信をつけさせるためというより、便秘を治す感覚に近いです。
空間認知能力に限らず、感度精度が高すぎる感覚器官を持つと、酸素やらエネルギーやら、やたらめったら必要になりますんでね。
疲れやすく、やたら寝る。なんなら負荷かけたらすぐあくび。
のび太みたいに寝られればまだマシで、寝るのが下手だと、やたらとイライラ、癇癪。世話になってる人にまでつっかかる。
空間認知能力が高すぎる状態は、のびのび育ちすぎた弊害とも言えますがその話は置いときます。
空間把握能力が高すぎると、ものすごいデータ、リソースを食います。
他の子たちがテキスト保存しているものを、超精彩3Dみたいなデータとして保存してるかんじです。目も脳も疲労困憊してしまいます。
印刷物や黒板、2次元のものも3次元データとして記録するのでキャパオーバーになりやすいです。
のび太の読み飛ばしは、こういう理由がありそうです。
音声による学習では、処理しきれず、フリーズ、シャットダウンもしばしば。
実物教育、つまり植物や立体を触らせても、2次元に落とし込まれた情報と整合させるところ(汎化)で不具合を起こしまくります。
こんなかんじで、がんばってできるようになった感覚が得にくいので、自分もまわりも諦めてしまいます。ま、諦めずに追い込むと頭ぼーーん!!となりますね。
手先の訓練を積んで楽しいなと思うと、なんか作ることで表現し出すので、あっ、この子もしかして頭いいんでは、ってド素人でもわかります。
が、苦手なことはさせない方針で、手先の訓練をしてない場合、射撃やあやとりのような地味めな特技で見つかっていない場合など、いろんなことを自分の中に押し込めていき、耐えかねると爆発を起こします。
あなたがもしのび太くんに出会ったら。そして、ミスや読み飛ばしをどうにかせねばならない立場だったら。
当所がお教えしている、劣等感ほぐしのためのいろいろ*1などと並行して、空間認知能力高すぎ勢のためのコミットをしてあげてください。
というわけで、ノートや教科書、黒板などの2次元情報さえも、3次元情報として受け取っている可能性を考えましょうね。
そして本人に、ウルトラアイ持ちである可能性をちらりと聞いてみておいてもいいかもねーあまりにも自信なさげならね。
その子のフェイズによりますが、実物と絵をセットで見せることによる汎化の訓練、投影図、透過図、展開図、立体切断などを突破口として、3次元視する機能を持っていることを知らせ
「役に立つ」
と体感させます。
すると私や親御さんのことを
「役に立つことを言う人だ」
と思ってくれます。
自前の3次元視をする力に自信というか、いいもんだと思ってもらった上で、3次元に慣れすぎたウルトラアイをチューンダウン&2次元視をする…つまり見方を調整する必要性を知らせていきます。
読み飛ばしいろいろ2のび太よりできます!の場合
言うほど偏差値悪くない、けど読み飛ばしている…その場合も個別の分析が必要です。
いろいろあるのですが、手っ取り早いのは、目が固いかどうか見ますね。数が多いので。
ものを探すのがヘタだな、視野が狭いな、ってかんじがするなら、また、キョロキョロし過ぎだな、って場合、目の使い方を教えると、かなり変わることがあります。
目の使い方による緩和の方法は、ネット上にも色んなとこに書いてあります。訓練をお楽しみとして提供する本やアプリみたいなのもあります。
読み飛ばし、見落としの理由が、目の筋肉の固さなら改善します。
すでにビジョントレーニングに課金しまくってる方はさほど変わらんと思いますけども。
キョロキョロしちゃう、目の多動があるなら、手元だけ明るくするという禁断の裏技で集中させます。
【頭悪くないのに読み飛ばすパターン】
☆視点固定型
目の運動(視界の限界の中で動くものを追う。固さの種類によっては、遠く&近く)で、視野拡大&被写界深度の調整
本やアプリなどでもできますが、できれば、屋外で遠くを見る遊びも合わせてしてみてね!
本気でサッカーやってた子はこれはない。パスする方に顔を向けずにパスする、そういう練習でかなりよくなるので。
固さの種類にもよるので一概には言えないですが、頭を動かさずに目だけで追う力がすごく弱いと、いろいろ疲れます。練習すると要領がつかめて、時々思い出させる程度でよくなることも。
*2
☆視点キョロキョロ型
これは本気球技勢にもいますね。目の動きが速すぎて、目の動きにブレーキが必要なケースね。思考が早すぎる子もとりあえずここに分類。
読み飛ばすな、線を引け!と言われて、できるようになるのはこちらの一部かなと思います。線を引くことが、目の動きのブレーキとなる場合。
他の方法としては、
座禅や正座黙想、茶道武道で「静」を知る
キャンドルの火で勉強(ずっとじゃないよ、その感覚をってことね。視野が広すぎてバグってるから、暗闇とキャンドルによって視野を狭めているかんじ)
どこからほぐしていくのか
いろいろ雑に書きましたが、読み飛ばしやミスの原因はあまりにも多様です。どこからほぐしていくのかは個別に手探り、職人芸です。
心がほぐれているなら体を。
心と体がほぐれているなら目を。ってかんじです。
いきなりビジョントレーニングに課金しても短期的にしか効かないからコスパ悪い。
心がほぐれていないなら、関わりによってほぐしていく必要があります。
何をやってもだめだった場合、
「え、マジで?」
というまさかの遠回りが効くこともあるのです。
「頭のネジが外れるまで遊べ」
「徹夜してみ」
とかね。
「良いとわかってはいても、やってくれない」
「勉強時間が…」
ハイ、わかります(笑)。
お子さんの興味を絡めた具体的なアドバイスが必要ですね。
目と脳はとっても近くて、視力を司るいろいろは大脳の成長の影響を受けることもあるような気がしますが、お子さんの読み飛ばしが目のせいなのか、それともそれ以外の感覚過敏のせいなのか…目の動きが遅すぎるのか速すぎるのか…などによって、おすすめ対処法が真逆になることもあります。
あ、くれぐれも、ネット情報鵜呑みにしないでね!
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凸凹っ子の苦手なことって、LD級だよね。
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*1:抱っこして愛でながら勉強させる、ゲームのことをノートに取る、など、その子の興味とフェイズにより多様すぎるので割愛、ご相談ください doctorqolt@gmail.com
*2:人数少ないのであまり言われていない、遠近の調整でバグってるなら球技観戦 凧揚げ。遠くの実物と手元の図鑑を交互に高速で見る。 犬が好きならドッグランや、遠くを散歩してるわんこを見て犬種を言うもよし。釣り。ルアー投げるキャスティングとかもいいね。ねずみ花火着火。鉄道好きなら、撮影ではなくホームで生の列車が入線するのを見る(撮影すると手元の画面をじっと見てしまうので、少し効果が劣るかも。まぁでも家で平らなものばっか読んでるよりマシ) 競馬、競輪、競艇もだけどやめとこうかね(笑)。