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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

【プロジェクト✗〜ミスを減らせ4】ミスの根っこを掘り下げて


前回はこちら!
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ミスの根っこを探そう

見る人が見ると、ミスの根っこがわかります。

読み返せない字や雑な筆算も、根っこの一部です。このシリーズではいわゆる特性により近い
「性格とか志向性みたいな何か」
を指して参ります。 
 
ミスの根っことなる性格、志向性は多様です。一般には、不安、劣等感、焦りやすい、油断、注意力欠如(不注意)などが知られています。

これらをさらに深く掘り下げると、手当がしやすくなります。

たとえば注意力欠如の原因を深掘りしますと
・荒ぶる好奇心、思考力
・荒ぶる推進力、行動力、実行力、開拓精神
・荒ぶる空想力、創造力、空間認知力、色彩感覚、感受性
・親に愛されているという自信、幼児性万能感
といったお子さんの性格、性質、志向性が見えてきます(脳神経学的な分析は割愛します)。


焦りや油断の原因としては
・勝ちたい気持ち
・優越感
・幼児性万能感の揺らぎ
といったものも見えてきます。

お気付きでしょうか。
ミスの原因は、掘り下げると、教育によって懸命に伸ばしてきた、点数化されない能力(非言語能力、非認知能力)が、多分に含まれているのです。

つまり、使い方によっては強みにもなりうる強みであり栄養なのに、多すぎて制御不能になり、ミスを招いている場合がかなりあるのです。


荒ぶるものはなだめ方の見つけ方を、補うべきものは補い方の探り方お子さんに仕込みます。タイミングが合えば、ミスは激減します。

言うは易しとお思いでしょうが、タイミングを逃して後回しにしすぎると大変です。

今がそのタイミングだというときは、ぜひ得意なことや難問を横置きなりオヤツ扱いなりして、腰据えて取り組んでみてください。

そして、
「あの時よりはミスっぷりがずいぶんマシになってきたね!」
という振り返りを必要に応じてしつこくさせてください。

難関中学受験生や高学歴者の弱点も強みも、難問スッキリ解決や、過去の勝利・称賛といった強い快感に依存してしまいやすいところにあります。
優越感よりも、
「うまく行かないなりになんだかんだやってどうにかしてきた」
という自負のほうが健全です。


※手当の仕方はお子さんに応じて異なります*1


一方、計算ミスを防ぐ属性についてはどうでしょうか。

スーパーパーソンと算数星人を除けば、見捨てられ不安、臆病さ、後ろ向き、自己否定的、恐怖心といった、語感の良くない属性が、うまく機能してミスを阻止してくれていることがけっこうあります。

語感の良くない属性ですが、このようなメリットも多分に含まれています。
程度と使い方によっては、計算ミスを減らし、高い防御力と生きやすさの一端を担ってくれるのです。

なんとかとはさみは使いよう、なんて言葉がありますが、発達特性もトラウマも使いよう。毒にも薬にもなります。また、幼少期などのある時点では毒でしかないと感じていた特性とそれに伴うトラウマが、何年もして振り返れば役に立っていたんだなぁと感慨深く思うこともあるものです。

こんな特性やトラウマがなかったらもっといい人生になったのではないか、と思うときは当然あるものです。産んだ責任、育成責任にさいなまれる親御さんは、跡を絶ちません。
中学受験にお悩みのご家庭ならばなおさらでしょう。


「特性やトラウマの悪影響」
を否定は致しません。ただ、別の視点も備えてほしいのです。

ひょっとしたら、それらの特性やトラウマがなければもっとずっと悲惨だったかも、という視点を置く余地を、どうか頭の片隅にあけておいてください。

お子さんが幼少期には理解し難い、無理のある視点であることは重々承知しています。騙されたと思ってダメ元で。

当所の手法を認めて取り入れてくださった親子さんたちは
「発達特性や幼少期のトラウマが役立つって、こういうことだったんですね!」
ととびきりの笑顔で膝を打つ日を迎えていらっしゃいます。


親子の心の距離が近いうちに、計算ミスが多いことに気付けたこと。親御さんの悩みと負担は増えますが、お子さんにとっては大きな幸いだとおばちゃんは思います。


「後退するときもあるけど、長期的に見るとなんだかんだマシになってる模様」
この感覚をご自身にもお子さんにも補いながら、計算ミス対策を進めましょう。



さあみなさんも、顔の筋トレで脳の血流と顔の血色、良くして行きましょう。
口角上げて行きましょう〜
十度!二十度!!三十度!!!

続きます。次回はデカルトに学べ!「困難は分割せよ」です。
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発達凸凹?成績凸凹?それともメンタル凸凹?
いい子過ぎる、アホすぎる、幼すぎる、達観しすぎる、スタンダードを外れたお子さんの育成戦略を、本音で考えるおばちゃんです。

フツーの子お断り!ご相談承ります。共に悩み、共に泣き、共に背負い、共に調べ、共に語り、共に笑いましょう!
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よその親子の様子を追いかけても幸せにはなれないと思うんだけど、ここを押すと、当ブログ知名度が少ーしだけ上がり、日本の教育と未来が少ーしだけ明るくなるかも…なんちゃって。
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*1:あまのじゃくタイプならば、あまのじゃくにのみ通じる誘導方法と、一般向けの教え方をリンクさせながら誘導しましょう。あまのじゃくタイプに関するポッドキャストはこちらからぜひ。内容は同じです。 Google podcast podcasts.google.com Anchoranchor.fm Spotifyopen.spotify.com また、毎度の与太話で恐縮ですが、女子は、女性ホルモン分泌が増えると計算ミスが増え記憶力が衰え、生命力か思考力が増す傾向があるような霊感があります。学力が高まりすぎると、生物としての本能的欲求か理性が強くなりすぎたり弱くなりすぎたり極端になるという現象も、私の認知バイアスかもしれませんが気になります。


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