優等生として育った、理性的な親御さんたちはしばしば、「先生を信頼できて、安心して過ごせてこそ学校」とおっしゃいます。
おばちゃん、批判を覚悟で申しますが、
「先生との信頼関係があってこその学校」とお考えの優等生な親御さんの8-9割は
「戦争のない世界にするために、自国は一切の戦力を持つべきではない」という思想の持ち主。
要するに、実現不可能…もとい、崇高な理想を掲げる傾向があるのです。
おばちゃんたちの考えは、違います。
そりゃあ~ビートルズのジョンレノン様が歌われたImagineの中のような世界が実現できるならばいいでしょうよ。でもね、他国の脅威が現実にあるとき、自衛力の放棄は自殺行為だよねという立場です。
理想論と、サバイバルメソッドは、別なんです。
発達障害@学校に、理想論が要らないとまでは申しません。しかし、ただしさにこだわる特性があるなら、理想論よりもサバイバルスキルを強調して教えてあげてください。でないと、搾取と侵害ばかりの学校生活になってしまいます。
もちろん、先生側からすれば、先生を信頼してほしい!という思いがありますよ?
某国のような、侵略しようという意図は、ないでしょうけれど…。
先生も、保護者も、子どもも、理想は大抵同じなのですよ。
信頼されたい、信頼したいのです。ひたすらに。
これはなぜでしょうか。
それは、「信頼」のメリット面だけを見ているからではないでしょうか。
自分の問題について、信頼する人の思うがままにしておけば、うまくいかなくても自分のせいではないと思うことができます。
信頼されると、何かとポジティブな受け取り方をしてもらえます。また、指導がうまくいかなくても、相手を自己嫌悪に陥れずに済んだしまあいいやと思えます。
このように、信頼には、一時的に心を守りやすくする効果があります。
しかし私は、信頼も、やはり諸刃の剣だと思うのです。
続きます。次の記事、ご覧ください。
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