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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

学校の怖さ、傾向と対策9大事なことなので繰り返します

☆何度でも言う、下手な傾聴をするな

「学校が怖い、行けないと子どもが言うのです。親も先生も、なにも問題ないように見えるのに。」
そんなとき、お子さんの話を聞かなければと思い込まされている親御さんへ。

話をさせることに夢中にならないでください。

「でも、話を聞かないと、原因がわからない。
わからないと、親のメンタルがもたない」
「原因を取り除かないと、自殺してしまうかも」
確かに、話を聞かないリスクもあります。

しかし、話を聞くリスクもあることを、絶対に忘れないで下さい。


悩むのも、迷うのも、存分にしてください。それはバランスをとるという大切な役割です。

でも、悩む自分、迷う自分にばかり注目して、
「お子さんの長期的メリット」
を軽視してしまうのでは本末転倒です。
親御様だけの感情に注目していくことも、親御様の感情を軽視しすぎることも、危険です。

建設的な方法論を、お子さんと共有してほしいと思います。


繰り返します。
原因にはパターンがあります。
「どうして」
と聞き出さなくても、想定できます。

想定に基づいた介入をすると、なぜかお子さんの言葉がするすると出てくることがあります。

お子さんの主観・自己申告に基づいた介入よりも、先達が残した想定パターンがあったほうが、介入の効果が現れやすいです。


もし、本人の認知のレベルで難なく認識できる、本人側の原因があるならば、学校怖いと表現するには至らないはずなのです。

「こわい」
と言った時点で、本人は問題の本質を把握できていないと想定し、次の課題に移ってかまいません。


お子さんの状態にもよるのですが、話を聞き強く共感することにはベネフィットだけではなくリスクがあります
常にバランスを考慮するのがおすすめです。


他者原因を排除する目的であれば、他者原因を正確に把握しなくてはいけませんね。
しかし、9割のケースでは、他者よりも、自己の問題と自分側が採るべき選択肢にアクセスするのが先決だと思います。
(あとの1割は、暴行致死傷事件レベルのいじめ。それでも、いじめられっ子側の要求によって他者原因を排除でき、正当な権利が手に入るはず、なんて思わない方が現実的)


☆目的は、原因を排除することですか?いいえ。

目的はなんですか?学校ラブ先生ラブクラスラブで毎日ウキウキルンルン登校することですか?まさかね?

それは、まあ、結果的にそうなることはありますよ。実際、学校嫌いから、学校大好きになる子、いますよね。

でもね、お子さんの立場になってみてください。
「他の子みたいに、学校に、ウキウキ楽しく通えるようになってほしい」
こんな親の願い、不快極まりですよ。
いきなりハードル上げられたら、あなただったら、ムカつきませんか?

あなたが親御さんでしたら
「目指せ!年収50パーセントアップ」
と言われたらどうですか?
「目指せ!ミシュランレベルの手作り晩御飯!」
と言われたら?

そういうの向いてる人はいいのですが、向いてない人にとっては煽りか嫌がらせか、死んだ魚の目になれという指示か、でしかないんですよね。
え、ひょっとして似たようなことやってる?謝ったほうがいいかもね。謝らなくてもいいけど。どっちにしても要相談。


お子さんが、たまたま一時的に輝きを失っているだけのキラキラスターキッズでなければ、
学校ヤダナーうぜーイキタクネーナー先生マジ氏ねブツブツ、と文句言ってるぐらいがちょうどいいです。

口汚くガス抜きしながら、なんだかんだ精神的健全性が成長してる、そのあたりが
現実的な着地点です。



そのためには、学校が怖いと言う原因の究明なんてことは、後回しで良いのです。

漠然としたモヤモヤの中で真理に近付いたって、見えやしないのですから。

まずはモヤモヤを緩和して、視界を確保するのが先です。



賢者は歴史に学びます。
発達賢者は発達歴史に学べばよいのです!

定型発達(典型発達)の歴史には、
「寄り添いましょう、話を聞きましょう、原因を取り除いてあげましょう」
と書いてあるでしょう。

発達賢者の歴史には、
「寄り添われると調子に乗ります、話をすると混乱したり偏りが強くなりがちです、原因を取り除いてもらうと自分の問題を棚上げしかねません、原因を取り除いた人をずっと過信してしまいます、守られ傷付かないことで傷付くことを怖がるようになります

でも、モヤモヤを減らして、思考を組み直すと、賢者となります」

と言われています。はいこれテストに出しますよ〜。

原因となる事象を考えさせると、何が起こるでしょうか。
他者がもたらす事象に意識が向き、他者排除の心理が極まります。
他者排除による成功体験をインプットしてしまうと、発達障害寄りの子は、
他者排除の思考を強めます。
他者排除を行うと、他者排除行動を好まない穏やかな人から、距離を置かれます。
穏やかで寛大な人が離れていき、周囲には、他者排除思考の持ち主ばかりが残ります、
それが他者排除思考の結果です。

はい、終わりの始まりですね。


☆孤立、しますよね。


孤立、しがちです。
孤立、悪くないですよ。守れるならば。
ですが、数の暴力に際して安全確保が難しいのですよ。

繰り返します、孤立が悪いわけではないのですよ。
しかし、
孤立状態では、ものすごく高い防御力が必要なのは確かです。


スイスは永世中立国と銘打ってますが、それができるのは、とてつもない経済力と、世界最強の軍隊を保有しているためです。

スイスほどのパワーがあるお子さんか、花沢類ぐらいのイケメンでなければ「俺、あんたらのごちゃごちゃとは関係ない。ほっといて」はできません。


あなたのお子さんはスイス級パワー、花沢類級イケメンパワーの持ち主ですか?

そうでなければ、集団に対して孤立、独立を守るなんて幻想は捨てた方がいいです。

まして、他者排除の思考がある子は、集団から危険分子としてターゲットにされます。


原因究明は、他者排除の思考に陥るリスクと切り離すことが困難です。


細かいことはわからないけれど、とりあえず負荷とモヤモヤを減らしていこうか、という方が、デメリットが少ないのです。


原因究明にこだわらず、害、リスクの少ない形でのガス抜きに徹して、次の課題を設定します。


ふんわり続きます。
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