- 子供には難しいけど、郷に入っては郷に従えなのよぉ
- 学校の先生プロファイル
- 殴り込みも泣き寝入りも実りません!
- それぞれが自分の正義に縛られている。
- 予防しよう!
- 未来の我が子にブーメランを投げるな
- 先達あらまほしきかな!
こんにちは、ただのおばちゃんです。
小学校の先生の丸付けがおかしい、理解を阻害する、って話。
これねぇ、津々浦々、定期的に出てきて、たくさんの方々をモヤモヤイライラさせてます。
学校で学習意欲を削がれるってどういうこと?!ってお怒りが噴出するのもご尤も。
だがちょっと待ってほしい(朝日さん風に)。
医師、アカデミア、クセ強めの専門職のバックグラウンドを持つご家庭からすると、小学校文化圏って無教養、クソバカ、時間の無駄、理不尽のかたまりです。
ところが、これは鏡合わせというか。
逆に、小学校文化圏の価値観の人々からすると、そういったご家庭は、学力偏重、生きるチカラ軽視、クソバカ、金の無駄、らしいんですよ。
パラレルワールド…っていうか鏡面世界というか、実在するんだよ。
子供には難しいけど、郷に入っては郷に従えなのよぉ
無邪気な親子さんは小学校に
「我が家の正しさ」を 持ち込み、押し付けようとすることがあります。
やめたほーがいい。排除されますよ。
小学校にクレームつけるのは、先生に、家族のアカデミックぶり、ブルジョアぶりをドヤりに行くようなものです。仮にもインテリなら、それがいかにまずいことかわかるはず。
嫌われないにしても、高確率でハードルあげられちゃって面倒なことになりかねません。君子危うきに近寄らず。
都内で教職取れる大学名をチェックしやがれですわ。
私大文系3科目どころではないんだよ…、ド底辺高校から推薦で入れるんだよ…。数学の常識なんぞ、知るよしもがな…(もがな、は願望の終助詞だから、訳は、知る方法があれば良いのになぁ)。
学校の先生プロファイル
他の地域はわかんないけど、都内でわざわざ公立の先生やってるってことは、それなりの思いがあるはず。
おそらく、
・子供や教えることが大好き
・安定好き
・就職失敗
・現状認識が甘い
・金持ちの道楽
あるいは
・共産主義的な思想がある
みたいに分類できちゃいます。
「は?」というような丸付けを躊躇なくやるタイプは、だいたいがね、共産主義風味なんだよ。
表に出さなくても、どこかに、富裕層やインテリ層に対するルサンチマンを抱えていることが多いんですよ、こういう採点する先生は。*1
毎年毎年、批判されながら続けてるんだよ?メンタルタフすぎない?
すごい執念だよ、それほどまで濃いイデオロギー変えさせようとするなんて、おこがましいとは思わんかね…。
こういう先生はもうね、ガチガチ。ヤヴァいです。
「あ、すみませーん!」
とすんなり訂正に応じるかもしれないけど、騙されてはいけないよ。
余計な刺激はすべきではないです。金持ち喧嘩せずですわよ!*2
殴り込みも泣き寝入りも実りません!
「じゃあ泣き寝入りしろってことですか?!」
いえいえ!
学校の先生のマルが必ず正しいってわけじゃないよね。先生も大人も、おばちゃんもしょっちゅう間違うし。
人は間違う。いずれ自分の心を守ることにもつながるよ。
育った環境 学んだ環境や、受け取り方などによって、正しいと信じることが違っていくんだ。これを痛みと共に体感しておかないと、自分の正義を振りかざして居場所を追われ続ける人生になりかねない。
短期的には理不尽で無駄な経験に見えても、決して無駄な経験にはならないよ。
私も含めてそれぞれの人たちがそれぞれのタイミングで、ある意味自分勝手ないろんなただしさに従って、痛い目に遭って、そして時間をかけて学んでいくんだよ、自分にとっての正しさってのがいかにちっぽけなものかってのをね。そして謙虚になっていく。
これ、凸凹っ子の健全育成にけっこー役に立ってる考え方だと思うの。
こじらせた方々に話を聞いてみな。こういう意味不明な採点されたときに親御さんがどう対応したかってのが、仕事や結婚生活に適応するか否かの分水嶺だなって気付くよ、きっと。
それぞれが自分の正義に縛られている。
おばちゃんは、元武闘派だけど、この考え方が板についてからは、ほんとぜんぜんイライラしなくなったよ。
超オトクなライフハックが体得できる、今世紀最大のビッグチャンス!先生にクレームとか泣き寝入りなんて、してるヒマはないよ〜。
正しくない!と相手を否定するのも、ケースバイケース、完全否定はしません。
渉外弁護士とか、中国相手の防疫とか、将来なりたい業種によっては、こちらの「ただしさ」をゴリゴリ押し付けていく練習も必要でしょうし。
でもね、同時に、異文化体験!興味深い!と思える幅を広げてほしい。それが教養ってやつなんだと、Fラン卒おばちゃんは思う。そしてそれは早いほうがいいよ。
思考が深化しすぎて心の可塑性が下がりやすくなる前にやっておくとすごくオトク。
小学生の親、よもやASD風味の発達障害グレーゾーン児の親御さんてのは、やることがたくさんありすぎですよね。日頃お疲れ様です。
でもね、親のノルマを全部やろうとして疲弊しなくていい。
すべきことを断捨離すると、最後に残るのは
「ただしさは多様」
という基本原則入れることだけかも。一朝一夕には仕上がらないけど、これを理解できる土壌を作っておくことができれば、いずれ自動運転モードでやっていけるようになる。*3
予防しよう!
テストで点引かれたからって他者に腹を立てても始まらないよね。
それ、お子さんに納得させるなんて無理です!と思われますか?
はい。点数引かれてムカムカしてるときには難しいです。
でも、心穏やかなときに伝えておくことはできます。
大学受験や就職試験では、採点者に文句言いに行って屈服させることはできません。
また、解答作った人や大量の採点をしている人が、我々と同じ価値観で丸付けしてるとは限りません。
「先生もポンコツなとこがある。採点間違うし、思い込みも激しい。
採点者を想定して、彼らが思わずスッスッとマルを付けたくなるような答案にするとオトクだよ」
と知らせておけばいいのです。
すると、先生が不思議な採点をぶっこんできたとき、怒りではなく
「ほんまやな!ウケる!」
ってノリになります。
おなじ体験をして、多様性を学ぶまたとない機会にするか、消せない不快な過去にするかは、受け取り方次第なのです。
おばちゃんは、受け取り方教育の大切さをしばしば語っています。
謎の採点方法から異文化を学べるようにするには、受け取り方教育の際は、親御さんが
「数字にこだわりたくなるけど、こだわらないようにしたい」
「先生はかっこつけてても、意外にあたふた、ばたばたしてるし、二日酔いの日もある」
などということを伝え続けることも結構大事です。
未来の我が子にブーメランを投げるな
子供時代は、学校によって自分の思う正しさを塗りつぶされてしまうかのような、ものすごい恐怖感・危機感を持ちがち。百ゼロ思考の一環ですね。
お子さんの心を守るために、親御さんが強大な権力者としていったん同調するのはいいと思うんですが、先生批判に終始するのは、危険です。
発達障害グレーゾーンの子って、けっこうな確率で教育に興味を持つみたいなんです(※個人の観測です)。
つまり…、先生批判をすると、将来のお子さんにブーメランとしてグッサリ刺さりかねないのよ〜!
発達障害グレーゾーンの子たちが大人になり教育現場その他に身を置くと
「イエスマン的な労働者を養成する」
という公教育の理念と、ただしさにこだわるアカデミックな立場や子供尊重主義とのジレンマに苦しんで、心を病んで、辞めていくのです。
このジレンマはおばちゃんの祖父も指摘していました。令和の今でも一向に変わりません。
社会が変わることにはあまり期待しないほうがよいと思います。
先達あらまほしきかな!
子供時代はけっこうキリキリしていたやらかしっ子だったけれど、穏やかで賢く育った方々何人かにも、お尋ねしてみました。
担任の理不尽な採点や解き方の押し付けに一緒に怒ってくれた親御さんも、いるにはいらっしゃいました。けれど、それは一時的に受け止めるだけで、結論は、
「学校での点にはこだわらず、異文化滞在での面白ネタとして楽しもう」
という姿勢だったそうです。
中には我が家のように、実体験をする前に、
「自分たちとは違う文化圏を訪れている」
「異なる価値観を学びに来ている」
という感覚で受け取らせることをとても大事にしていたご家庭もありました。やはり経過がいいんですよね。45以降のことまではわからんけど。
実装方法はお子さんにより様々です。ブログをきっかけに
「ただしさ/マルへのこだわりが子供に与える影響」
考えて頂けたら嬉しいです。
インテリ親子をwin-winに。
読んでくださりありがとうございました!
もしかして発達グレー研究所でした!
凸凹親子の幸せを本気で!願って活動しています♥
おばちゃんの応援、いつもどうもありがとうございます!
成績凸凹 発達凸凹 発達障害 ASD ADHD アスペルガー症候群 LD ギフテッド 2e(extra ordinary)
凸凹ファミリーの持続可能な幸せを実現するブログ&コンサルです。
夜なべして書いてますが1記事50円ももらえてないんです…ポチリを恵んでください(笑)。
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連続中受小説もぜひ♥
【地方公立卒エリートと中学受験】
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切ない親心とダークサイド!完結済。パパ編後半おすすめ…読んで…「もしおパパから中受親の心構え学びました!」「本気で泣きました!」「夫に読ませました、いつもぶつかってましたがやっとわかり合えました、ありがとうございます」とおたより頂いてます。
スタンダードな手口が効かない親子にじゃんじゃん幸せになってほしくて書いてます。おばちゃんブログで、親力の引き出し増やそう(^^)
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