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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

【質問箱12】同級生に、小学校でも、塾でもつきまとわれています

ポッドキャストはこちら!(内容は3つ同じ、最初1分8秒はご質問内容です。記事には書いてない・志望校隠すことより大事なこと ・言ったことで起きた良いこと悪いこと などが含まれます。)
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【ご質問】
こんにちは。いつもブログを拝見させていただいております。最近子供の塾に同じ小学校の子が入塾してきました。どうやら息子を追いかけてきたようで塾でのクラスは違うのですが、一緒に通塾したがるので、慣れるまでと三回ほど一緒にいったようです。しかし、塾に行くまでの道のりで点数を勝負しよう!とかストーカーのように毎回張り合ってくるため、子供が面倒になり学校でも塾でも避け始めています。親御さんも中学受験に詳しいタイプでもないので、言っても響かないと思い、とにかく距離をおくという方法で対処しています。子供はテストの点や志望校は言うべきものではないことは理解していますが、このような状況で困っています。先輩にぜひアドバイスいただけますとありがたいです。


【おばちゃんのお答え】

いつもブログ読んでくださり&ご質問ありがとうございます!
勉強するのに勉強以外のストレスぶっこんできやがって、ですわよね…。

とはいえ。個人的には、そういうめんどくささも含めて中学受験、ぐらいに思っておかないとやってらんないかもよとは思います。

おばちゃんとこには、絡まれる子のご相談も、絡んでしまう子のご相談もあるので、ちと歯切れが悪いかもしれないな…*1

表向きはウザくても、実はおもしろ隠しコンテンツ持ってて、話のできる友達になるかもしれないし…、詳しくまわりの人間関係含め、深掘りしていきたいというのが本音。まあでも、今回はご質問者さんサイドで。

界隈あるあるなのよ。スタンド使いは惹かれ合う、って言葉があるんだけど、なんでか絡まれる、なんでか絡んじゃう、っていうね。永遠のテーマかもしれないな。

スキル獲得の兆しあり

人あしらいとか無視という必要悪的な処世術を学ぶ機会としてとらえてみてもよいかもね、まずは親御さんが。

「避ける」
って大事な処世術よ、その必要性に気付くことができてよかったよ。
親御さん、その処世術の使い勝手高める手伝いするのも吉かもね。


ただし、もし、お子さんが他に誰とも関わってないなら。

「友達」を理想化してしまうのを防ぐ目的を共有しながら、気は合わないなりになんだかんだ楽しみみつけて、人間のめんどくささと面白さを学ぶことを強化していくのもいいかもしれない。

中高一貫校行っても、結婚しても就職しても老人ホームに入っても、相手への期待が高すぎたらいっつもイライラするハメになるんよ。友達出来ても続かない。

相手に100%のフィット感を求めたら、ほとんどの子は孤立するよ。

誰とも関わらないために、友達ってもんを理想化させてしまうのも避けたいし、めんどくさいのに絡まれるせいで
「こんなめんどくさいなら金輪際友達なんて要らない」
となるのも避けたいよね。

そこでバランスなんだよな…。最終的には、その子自身が取れなきゃなんだよね。

ケースバイケースだから具体的な手法は書けないけど、いろいろ掘り下げていく中で
「それならできそう!」
というアイデアをお持ち帰りいただくのがおばちゃんの趣味よ。

無視の練習

「無視すりゃいーじゃん」
って大人はわりと簡単に言いがち。
いやいや、お子さんは大人たちが
「無視はいじめ」
と言ったのを覚えているかもしれませんね。そもそも特性で呼応せずにいられないことも。

特に、拒絶されたことはあっても拒絶したことがない子は、気をつけないといけない。
スキルがないんだもの。


それに、この子がどうかはわかんないけど、優しさを大切に考えすぎたり誠実すぎたりする子や、友達ガードを持たない子って、自分を持ってるなぁ!って見えるけど、とにかく基本の動態が孤で、つけこまれるすきがあるのよ。


意図的な無視の練習、したことあるかな?
若者の街や夜の街歩いたら、キャッチセールスとかナンパとか、ポン引きとか遭うからね。

うちの界隈、自分の世界から外が見えるようになってきたぐらいの頃、呼応しなきゃ!って意識が高まっていくんですよね。それ以降、意図的に無視する・話を逸らすというのが超苦手、みたいになるんです。


相手の子にとっても、突き放される経験が必要かもしれないね…なんとも言えんけど。

お子さんのスルースキルを高めたり、マシな人とつるむ力を高めたり、親にもやれることはあります。でも、敢えてイヤな経験しっかりさせたほうが、処世術を身につけるモチベーションが高まって結果めきめき向上するってことがあります。
最終的に、本当のヤバい人に対しても使えるハードなサバイバルレベルのスルースキルを叩き込むまでが腕の見せ所!


教育熱心な親御さんであればあるほど、お子さんをいつも理想の環境に置こうとしがちだし、がんばれるように応援もしたくなりがち。
気持ちは、わかるよ。でも、
「親に反対された進路だから背水の陣でがんばる」
「あのときの環境よりはマシ」
みたいな感覚に導く手法も頭の片隅にぜひ〜。
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