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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

私立公立論争、歴史的事情。

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なぜ私立なんですか?答えられますか
私立なんてバカの行くところ、という公立王国から

私立優位の地域にいらっしゃり面食らっている方へ。

東京の富裕層は私立別学多数

代々東京都心部の富裕層と言えば

土地持ってて、

私立別学中高一貫出身。

(全国的な比率よりは多いという意味で、

過半数がそうだということではないですよ。)

もちろん国立卒もいますが総数が少ないので割愛。


私立別学だと富裕層と結婚できた

昭和の富裕層は、土地を持つがゆえに、

土地に縛られていました。


今はいい学区にマンションを買うなどしてますし、

昔でも議員さんと知り合いならなんとでもなりましたけどね。



昔は今よりも東京の公立中に暴力がはびこっていて、

いじめだけでなく

先生たちによるやっかみ体罰をも警戒せねばなりませんでした。


ブルジョワやモテモテやがり勉や出木杉くんが下手な公立行ったら

カツアゲされたり殴られたり

ちょっと気が強いと他校に喧嘩売りに行かされて

○毛燃やされたりするわけ(言い過ぎ!)。


「やっかみ被害」「足を引っ張る勢力」の少ないところへ

子供を逃がしたいという思いが強くあったのでしょう。


また、

年頃の男女を

一緒に過ごさせると

モテモテ男子とモテナサすぎ男子、

モテモテ女子と諦め女子が発生し、

モテモテ同士と

モテ同士のマッチング以外はほとんど不発になり

「売れ残りの不人気品」というレッテルが貼られてしまいます。


みんながみんなモテモテにはなれませんし

知識層は10代で繁殖してる場合ではなかったですし

富裕層は跡取りが欲しい、

男女ともに陳列済みの新古品にしてはならないという切実な思いがありました。

短期的なモテの競争を横置きして

人生のために自己の内面と向き合う環境

また、異性の目にさらされず品定めも受けなくて済む環境

その目的で

賢明な親たちは別学を選びました。


進学実績などというものは二の次で

御家柄によるフィット感がある学校を選ぶものでした。


男子には男子として家族を養う矜持を持たせ

女子には港や対空砲付き航空母艦としての矜持を持たせました。


そして、時が来れば、別学育ち同士で、

お見合い結婚させました。


持つ者の逃げ場としての私立から、持たせるための私立へ

私立校は

「教育理念あってこそ学校」と言いますが

「持たざる者がいない安全地帯」を求める

「持つ者」のニーズに合わせて

発展したんじゃないかなと

おばちゃんは思います。



ならず者がいないってわけじゃないですけど、

ターゲットになりうる「持つ者」が少ないよりは

多いほうが、

自分の子がやられる確率下がりますからね。


荒れる公立、枯れる公立

そうして、

「持つ者」がこぞって公立を避けるようになり、

公立ではなおさら「持つ者」が悪目立ちするようになりました。


それが1970年~1980年代。

初期の金八先生、加藤優くん(腐ったミカン) 1980年

積み木くずしも1970年後半~1980年前半

(主人公は千代田区立永田町小学校※現麹町小学校→麹町中学校)

ビーバップハイスクール 1983年

若い親御さんはご存じないですよね。



2000年代の「公立が荒れている」

という言葉に、

1980年代に描かれた公立のイメージを重ねて考えるのは違う

と思います。


今、東京など私立優位地域における公立中学校の問題はむしろ、

覇気がないことではないかと思います。


無気力。諦めが早い。立ち枯れている。

あるいは見果てぬ夢を見ていて現実と呼応できていない。

一部、刺激がほしい子が盛大にくすぶっている。


ぶっちゃけ、公立、共学は

大いなる淘汰の装置です。

乗り越えたら、

確かに立派な社会人になるだろうと思います。


私立別学は

淘汰の先伸ばしと言えるかもしれません。

私立中高一貫のあり方

私立が台頭したのは、よい教育すると教員に見返りがあったから

私立学校へは補助金は出ていても

やはり質の良い親子たちに選ばれなくては

教員が集まらなくなります。


質の高い教育や居心地のよい学舎であれば

ファンとなった生徒は、孫子の代まで通わせてくれます。


今より子供も多かったので、

500人を学校のファンにさせたら、

その次の世代になればファン予備軍は軽く1000人を超えました。


高い理念があろうがなかろうが

教師のほとんどが終身雇用であり、

短期的にも長期的にも、

生徒を大切に育てる多大なメリットがありました。

特別に手間隙かけたら、

保護者からの「心付け」も当たり前にありました。


家庭教育も「自由よりも、まずは目上に従う」という

型に基づいていました。


それを外れた者は痛みで服従させましたが、

学校を裁判にかけるような家庭の子は

就職と結婚でもっと大変なことになる、と

私立の親たちはよくよく知っていましたし、

先生も責任を感じたら

教え子の会社に就職斡旋するぐらいのことはしました。

私立の学校教育は、

今よりもまとまりがあったのではないかと推察します。



伝統校は新興校が高値安定している状態

そんな中で、

持続可能な価値を創造する力に長けていたり、

ニーズ察知とブランディングに

成功したりして、

卒業生とその一族、そして教職員に

高い満足度をもたらした学校が、

現在、伝統校、名門校と

呼ばれている学校と言えるのではないでしょうか。


こう書きますと、

なーんだ、

伝統校ったって大したことないじゃん!

ハリボテじゃん!

イケイケの新興校がいいじゃん!と

なるかもしれませんね。

伝統校か新興校か、についての意見はまた書きます。



校是よりもカリキュラムよりもスタンス

校是はプロパガンダであったりスローガン。

カリキュラムはマニフェスト。

実際その通りに回るかどうかは、生徒次第です。


開成の質実剛健は、ある意味そう。

意外に保護者質素。

幹事さんいつもありがとうございます。


避けて通らない方がいいスタンスの話

説明会では絶対に語られない

大事な「スタンス」の話をひとつ。


主観でしかないですが、

私学保護者は資本主義者率、保守派率が高い

とおばちゃんは思います。


毎日が革命、で有名なところでさえも


革命で倒される立場であるからこそ

革命を謳うと言いますか……


リベラル宗教校の好きな

平等とかノブレスオブリージュだって

資本家が命と財産を守るための

再分配ノルマみたいなものであって~~

って話長くなるのでこの辺で。


(あ、先生のスタンスはいろいろだと思いますよ、特に社会科。

話それますけど

サピックスの社会科人材が熱いのは、

たくさんの学校の社会科研究室が

共産主義と○○学会に

毒されてるからではないかとか

勘ぐっちゃう……。)


ともあれ、

私立進学を志すからには、

不遇なときも社会のせいにしない、

成績悪くても学校のせいにしない、

自己責任の感覚を持ったほうがよいと思います。



そんなの時代遅れだとか、

差別的だとおっしゃるリベラルな方は、

公立が居心地よいと思います。


私立だからいいってわけではないです。

「持つ者」の比率が高いことを「いいな」と思える親子以外には

しんどい場所だと思います。


余計なお世話をひとこと

ただ、

小学校の高学年のときの過ごし方は

子どもや時の流れ任せにしないほうが

いいと思います。


思春期前までは、

お金や時間をかけなくても教育できます。

無理のない資金計画を!


読んでくださりありがとうございました!
もしかして発達グレー研究所でした!

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