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もしかして発達グレー研究所~凸凹ハートの幸せを考えるブログ by QOLT

なじめない、生きにくい。そんな子達の青い鳥ドコー?志村!後ろ後ろ!

進学塾と模試13サピックス グノーブルとの決定的違い~苦手科目で背伸びさせる理由と効率の弊害

こんにちは、ただのおばちゃんです。つづきです、長いです。大事なこと繰り返しすぎてます。
ごめんなさいね。


苦手科目で背伸びさせる?

あれ?おばちゃんは、苦手意識あるなら下を見せたほうがいいって言ってたじゃん!
って熱心な読者さまはお思いでしょう。
ご愛読ありがとうございます!

そうです。ただし何事も諸刃の剣、ですからね。

塾学年5年の末(5年生1月末)まで

4科目の総合点(算数:国語:理科:社会=150:150:100:100)によりコースが決まります。
全科目を同じコースで受けるのです。
苦手科目に足を引っ張られてコースが上がらない、と感じるでしょう。

しかしこれは錯覚です。

見方を変えれば、得意科目の好成績がコースを引っ張り上げている、と言えます。

得意科目については、実力的に余裕あるコースで、「自分は出来る!」という実感とともにすくすく伸びます。
苦手科目については、現状の能力より上のコースに投げ込まれますので、背伸びしながら授業を受けることになります。

獅子千尋的集団指導メソッド。
これ、賛否両論あります。
しかし実は、
危なっかしい子(発達障害風味含む)を持つ親のサポートと
お子さんの力を引き出す、
巧妙なしかけなのです。

補ってあげたくなる親心

全科目ほどほどな成績取れる子いますよね。

いわゆるバランスのいい子。うらやましいですねー!
このタイプ、 親としては良くも悪くも
「この子の能力はこんなもの」と思い、納得しやすいです。
もちろん、計算ミスもったいない、諦めるクセ直させたい、
がんばらせないとついていけない、みたいなマイナートラブルはありますけども。


一方、発達障害かなLDかなというぐらい、激しくダメダメな科目(分野)と、ゴリゴリに出来てる科目(分野)がある場合、

「これはやばい!!!!!
特定科目に足引っ張られてる!!
苦手科目は背伸びを強いられついていけず、
得意科目は難度低い、ってなっちゃってる!
アカン!!!!
相応なコースにいさせなければ!(=苦手を埋めなきゃ!!)
親の責任で!!なんとかせねば!」

我が子の得点バランスが悪い。
そんなとき、真面目で有能な保護者は、凹埋めに力を注ぎたくなってしまうのです。

我が身を投じてでも……!
美しきは親の愛……


……ええ!教えられないよ!?個別行かせるお金もったいないし!
とお思いの保護者の方、ご安心下さい。
出来る人から上から目線で習うのもいいですが、
出来ない人にほげーあなたすごいねぇ♥️と言われながらの勉強もはかどりますよ。

佐藤ママさんだって、全然解けないっておっしゃってましたよ、名選手と名コーチは必ずしも一致しないのよー ←やはり言い訳。


中学高校でも活きてくるんですよ、
労力と時間を配分して、各科目の得点を、中央値等 授業する先生が想定している層に寄せていきつつ、全体を伸ばしていくってやり方。

学校はいろいろですが、原則として最難関付近は
凸凹はウェルカム。
それでも、できれば自己調整できる子、必要に応じてウチの集団に寄せていける子をちょっと多めに採っておきたいんですよね。
でなきゃ集団指導大変すぎるもん。


つまり、科目間格差があっても、入れる枠はあるんです、
あるけれど、より狭き門となるわけです。

科目間格差が大きいことの危険性は、難関大学模試で再び突きつけられます。
東大医学部(理科III類) 京大医学部を除いた国公立医学部受験なんて、
「凸凹あるやつぁいらん、自己調整力に長けたバランス優等生が欲しいんじゃあ!」、っていうのが明らかでしょ。。


サピックスのコース決めのシステムによって
「バランスの大切さ」体感しておくこと。
とても重要なんです。
たとえそのとき自覚できなくても、
いつか大学入試の模試受けたり、
浪人でもしたりしたときに、脳裏によぎるはずなのです、
「あ、苦手科目の手当てをしなくては」と。


凹埋めの重要性に グノーブル親子よりも早期に気付ける仕組みになっているのは、このためです……って、
勝手に妄想してます!

もちろん、小学生の時点では、
気付かない子、あるいは
とりあえず親怖いから苦手科目やっとくか、ってな子がほとんどですよ!
親が気付いて、日々、刷り込む、
いつか気付いてくれたら儲けものです。

科目間格差がリスクとなる学校

得意な科目で差がつきにくい、難しすぎるor簡単すぎる入試であれば、せっかくの凸は評価されにくくなります。

・4科目の配点を等しくする。
・足切りをする。(1科目でも基準点に達していない子は不合格)
という学校は、アンバランスな子を阻む結界を張っている可能性が高いです。
上述した入試方法をとる学校では、科目間格差がひどい子は欲しくないのだなと判断できます。
実際、総合の偏差値が足りていてもアンバランスな子が落ちるため、80パーセント合格偏差値が高く出る傾向があります。
(噂では、慶應中等部女子、女子学院、雙葉、筑駒、筑附等)。


得意不得意の差が激しい子にとっては残酷なようですが、評価の枠からはみ出た子に合格を出すのは、学校運営上、基本的に非効率です。

自らバランスを取れない子に自由な環境を与えるのは
その子のためにもまわりのためにも教職員のためにもならない、
という知見の蓄積がそうさせているのだと思います。


このような学校は、
「入試の型にはまれれば、合格後は自由にして良いですよ」という校風です。

お子さんも親御さんも、
「自由」の部分だけ見て憧れがちですが、
入試の時点で、下から狙い定めて撃ち抜くか、全教科上から撃ち下ろす必要があります。

「型にはまれた子には自由を与える」という上記の学校を志望する場合、
受験する側も工夫せねばなりません。

余力がないならば、
評価の枠からはみ出したことしてる暇はありません、評価枠範囲内の凹を埋めなくてはいけません。過程か、結果、もしくは両方が、厳しい入試になります。
(能力的に余力があり全科目満点ならよっぽどでなければ受かるでしょうが)


国語が苦手な子と算数が苦手な子の土壇場

国語が凹な子は、苦悩や不平不満を言語化することの有効性を知る経験が圧倒的に足りていない傾向があります。
幼い。
本人の当事者意識がガバガバなので、
責任感ある親御さんが全責任をご自身のものとして感じてしまいがちで、
親御さんの感じる重圧が増し増し。

この場合、背伸びさせ、悩ませる……
そこに大人が、葛藤の言語化を手伝うという形で助け船を出しますと……
感情のコンフリクト(対立)と、コンフリクトの言語化により
緩和を経験させることができて……
言語のご利益(ごりやく)を知り、読解って使えるなぁと思えるようになり……
興味がわき……
国語学習効率が上がります。

解決できず、くっそ!くっそ!!と思い悩む中でも、
ほどよく懐疑的で批評的な、
難関受験国語向けの読み方への親和性が高まるって算段です。

なので、悩みながらでも諦めなければ、
そしてピントの合わせ方を見てもらいながらであれば、
最後の最後まで国語も伸びます。

みんながみんな都合よくは行きませんので、
国語講師によっては
「もう国語は伸びないから社会をやれ。」
っておっしゃることも。
その場合は講師に従いましょう。


反対に、算数が凹、国語が凸の子はどうでしょう。
明確な志望校があり、年齢相応の客観視さえできれば、あとは持ち前の高い言語思考力によって
「まずい、算数がダメで全体の足を引っ張っている。では算数をやろう、苦手なこの単元をやろう」
と状況把握と対策ができます。

本気にな れ ば 間に合う、と塾の先生が見込むのはこのタイプに多いかもしれません。
「間に合わせよう」という動機と行動がパチッとはまれば躍進が見込めます。

ただし、本気にならないかもしれないし、
なったとしてもぶっちゃけ遅いから、親はヤキモキ間違いなし!
国語好きは反抗の弁も立つことが多く、
(興奮しすぎると論理破綻はするけれど)
親御さんのストレス発散力がないとしんどさ増し増しです。

まだ続くけどいったん


一番気を付けたいのが、国語凸すぎて、客観視が進みすぎる子です。
頑張っても、結局みんな死ぬんじゃん。みたいな子ね。

「諸行無常……受験は風の前の塵に同じ……」
「ルソーは言った、全てのものは自然に還れと……」
「無……」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァアアア」とか呟き始めてしまう小6ッッ。
います。


そこまででなくても
「私は物理数学がダメダメだから私大文系にするわ」
とか思い込むまで、秒ですよ。秒。

中高で理系科目一切やらないとか平気ですよ、彼ら……
おかーちゃん生きた心地しないですよ……。


ともあれ。
サピックス学年5年後期まで(場合により6年4月ころまで)、
4科目の総合点でコースが決まることにより、
凸凹っ子の判断で勝手に走ると、時間配分やら勉強のやり方がまずいまま突っ走ることになり、
バランス取らないことによる凸と凹の乖離は極化の一途をたどります。
(ギッコンバッコンのシーソーみたいな成績もアンバランスっ子あるあるです)

だからこそ、子供の安全第一の 愛情深く聡明な親御さんは、安全のため管理せずにいられなくなるんです、
これはもう、車道に飛び出そうとする幼児を羽交い締めにする親心と変わらないです。
「サピは親が必死」などと揶揄されますが、
だってバランス感覚が幼児なんだもん……必死にもなるわ!

※バランス感覚のいいお子さんなら、放っておいても自動的に整います。羽交い締めしないでね。

長くなるので箸休めもどうぞ💕
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4科目バランスのいい子のほうが珍しい!!

苦手科目を底上げし、4科目のバランスを整える、これ受験合格力の土台ですよ。
土台あっての、「強み」。

ほんとのことを言うとね、最難関付近はじめ、4科の成績のバランスいい子の方が珍しいです。たぶん。

けど、
なんとなーく
「みんなはバランスいいのにうちの子だけバランス悪い」、と親が誤解しやすいのですよ、
4科目共通のコースだとね!!!

さすがに新6年になったら、親もお子さんのアンバランス得点のリスクに気付けています。

そこからは理系文系でコース変えます。
授業点により、文系理系それぞれ、 難度や時間配分的にフィット感のある授業を受けることになります。
(グノーブルは、文系科目と理系科目のクラスを、テストの成績で最初から分けています)


このように、サピックスは、中学進学後や大学受験まで見据えて、獅子千尋方式をとっているのですね~(はい!信者乙!)。
目先の合格実績だけではないのです。
うまくできてます。享受しようね(自戒を込めて)。

目指してみる?アルファ1という楽園

上のコースに行けば行くほど、小テストもテキストもプリントも早く終わります。

特に、複数アルファがある校舎の一番上のコース。α1 通称アルワンには、
アルゼロと呼ばれる、青天井勢、てっぺんへばりつき勢がいます。

彼らは園や小学校で浮きこぼれてきた分、
やっと出会えた仲間を大切にします
不器用だったりもするけど。

彼らの待つ花園は、ふんわりした雰囲気と知的な笑いでいっぱいです。
(ふわふわしてない年や校舎もあるみたい!
必死さによるんだろうな)

アルファ1ではなくても、ひとつ上のコースで、わいわい笑っていたい。
でも、苦手科目から逃げていたら、入れない。
こうして、子供ながらに、バランスを整えていく必要性を感じてくれることもあります。

※感じないかもしれないし、感じるだけでは勉強しませんけどね(笑)


まとめ

以上、進学塾と模試8から長きにわたり集団の学習効率のあげ方を綴って参りまして5つめ 「家庭の教育力を引き出すから、集団の学習効率が高まる」でした。

サピックスは親が大変、という風説の追い風もあり、苦労を苦労と思わない親、気力体力、資金力、精神力いずれかのある家庭が集まっている現状を前提として、個別対応が施されている子がけっこう多くて、親ノータッチもいるけど多くはないと言えます。

仕事上で勉強が必要な親も多く、「親子で勉強する」ということが「監視。かわいそう」「家でまで!面倒くさい」ではなく、親にとっても子にとってもわりと自然なおうちの子も、とても多いです。


ほとんどの子は自分でテキスト管理や得点バランスで不具合を起こします。
見かねた親がテキストに触れたり、凹を埋めてあげようと思う(思わされる)機会が多いです。


部屋中に散らばるテキストの片付けが、奇しくも、親御さんの当事者意識を育んでいて、落ちてゆく我が子・立ち尽くす我が子を看過しない親や問題解決能力の高い親の参入・介入を促す要因となっている。

…こんなとこですかね。

頑張りやさんで子供思いな保護者の多くは、なんとなく手をかけてあげないと、ささやかな罪悪感を抱くのでしょう。

「親ががんばってブーストかけられている子に負けたら、かわいそう、申し訳ない。忙しいけれどせめて人並みに手間隙かけよう」という感情が湧くようです。



そんなにできないって?
ええ、私もです!


まーでも勉強って素敵なことだから、勝ち負けで白黒にしちゃうのもったいないよ。という言い訳しながら、のらりくらりとサピ親してきました。

こんな親でもオッケーオッケー!
集団についていかせるために知恵を絞る、有能な親たちのおかげで、
「ばらつきの少なさから来る、承認の与えやすさ」が担保され、集団の学習効率が上がるようになっています。
ぜひ謙虚な姿勢で、利用させていただきましょう、我らがダメ親連盟の構成員は。

ブーストかけてあげられないからってがり勉批判とか、マナー違反よ。烏滸がましいよ。
手間隙かけてないカジュアル受験の家庭もたーーーくさんいます(目立たないだけ)、臆せずどうぞ♥️

長くて飽きた?ごめんなさい、寄り道どうぞ。
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サピックスメソッドの弊害

発達凸凹扱いがうますぎる。
一言でいうと、これかな。
先生たちもお仲間感ありますよ、ADHD風味もアスペルガー風味も一般社会より濃度高い、絶対(笑)。

あ。以前も書きましたけど、
凸凹っ子、牛後、背伸びした学校入っていいと思います。
「やっべーーー!!」と思わないと勉強しないなら有効だと思います…

実力にゆとりを持って、鶏口になること狙って入学する凸凹さんは、中1でいきなり油断からスタートするのが定番です。

深海保安係は、むしろ、牛後した凸凹さんではなく、鶏口入りした凸凹さんなのでは?
一方、普通にバランス機能がある子は、鶏口でも牛後でも大丈夫。
深海は、鶏口入りした凸凹っ子が代わる代わる守ってるので……。


さて、これを踏まえて。


教室の掲示物に目がついつい奪われる子も、
小学校の先生に対して知識面上回ってしまっていることを隠せない子も、
忘れ物ばかりの子も、
切り替えが下手で休み時間を引きずる子も、
授業中じっとできなくても、
授業中先生を私有化してしまいがちな子も、
1対1で見てもらえないとやる気がでない子も、
楽しくなければ一切!やらない子も、
科目の得点バランスがガッタガタな子でも、
SAPIXと親御さんのコミットによって、上昇気流に乗せてもらえてしまうのです。

そして、サピックスを卒業し、思春期を迎え、親御さんのコミットを受け付けなくなるとき、上昇気流に乗りきれなくなったとき、

着地方法を知らない……

ってなりかねないです。
ですから、
発達障害風味、ギフテッド風味、2E風味、HSC風味のお子さんをお持ちの親御さんは、
是非、
「目標の上方修正と下方修正」両方の大切さを刷り込んであげておいてください。

よく、燃え尽き症候群とか伸びきったゴムとか言いますよね。

そもそもサピックスがなければ燃えもせず、伸びもせず、だったわけですが、
やはり悲しいではないですか。

特に、比較優位(所属集団におけるよい順位、偏差値)を脳のごちそうとしてきた子は、難関校に入って、
坂道を転がり落ちるように成績コロコロコロコロ落ちます。
そらそうよねー。


スポーツや芸術系を本気でやってた子が強いと言われるのは、
たとえば区大会で無双してたのに、
都大会で爆負けを経験していたりして、
上のステージきたらそりゃ立ち位置変わるよな、って感覚があるので
腐らなくて済む、っていうのがあると思います。

挫折経験の克服は、打たれ強さにつながりますし、
「こっから!こっから!」みたいになりますけど、
勉強一辺倒で上り詰めてきた子はどうしても、
挫折……ってニュアンスが「終わり」に近いととらえてしまいがち。
だからなかなか抜け出せない。


そんなこんなで、最難関付近は、定期テストの成績で生徒を煽らないようにしてます。
たとえば桜蔭は学内順位を6年間出しませんし、開成も成績は多様な話題のひとつにすぎません。

比較優位、比較劣位で脳が刺激され過ぎてしまう凸凹さんたち、
親からほめられすぎてしまった凸凹さんたちにとって
本当の意味での自己肯定感をゆっくり再構築する時間として機能しているようです。

比較や競争から少し離れて竜宮城で過ごす時間、目標や自己イメージの下方修正、
それが発達凸凹のほのぼのしなやかメンタル育成に必要なのかもしれません。

はいおばちゃん 難関深海魚肯定派www


サピックスが集団の学習効率をあげてきた理由5ヶ条

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シリーズで読んでくださった方、
同調圧力という支配メソッドを用いなくても、一斉指導が成立し、SAPIXがSAPIXであることができている理由、お分かりいただけたと思います。

先生やコースの子達と知的なやりとりを楽しみ、家や学校ほどには叱られない(笑)
上のコースがそういうサロンのような空間ですから、楽しそう、がんばりたい、上へ行きたい、上のコースに居続けたい、という感覚を、個性的なひとりひとりに感じさせやすいようです。



「塾が大好き、塾の先生が大好き」これはサピックス生だけの話ではありませんが、サピックスは特にこの傾向が強いと言われます。

実際、そうだろうと思います、でも全員にではないです。
頭が良すぎて、小学校の同調圧力下でつるし上げをくらっているような子、保育園幼稚園で浮きまくっていた子は、家族以外からの承認に飢えがち。
こんな子供たちにとって、双方向型の塾は、ひとりひとり承認を受け取りやすい環境です。


いわゆるフツーの子達は、他の子が怒鳴られても苦にしないですし、テストの出題ミスでやる気ゼロになったりしませんよね!
それなら、間口が広く(入室テスト無料、初期設定安い)、同じ学校の仲間が高い比率で通っている地元の早稲アカのほうが楽しく学べるかもしれません。

コース昇降のストレス?

そらまぁストレスはあるでしょうけれど。
あんな楽しそうに行って帰ってくるところで与えてもらえるストレスは、成長につなげるべき宝でしよ。

好きな居場所になっていれば、嫌なものにも削がれにくく、たくましくなりますから、コース昇降のストレスいいんじゃないのと思います。

そうでなければ、ケアが必要でしょうね。

どんなにいい塾でも、抜毛、チック、無気力など、受験時期のメンタルダメージはあるあるです。

メンタルのことについて親の知恵を子に授けたり、意見交換したりしておくことは、一生ものの宝になると、おばちゃんは考えています。

効率がよすぎることの功罪

NN模試のことを書こうと思っていたのに、長々とサピックス礼賛ブログ語ってしまい失礼いたしました。


サピックスは、集団の学習効率をあげる5ヶ条が見事に機能しています。
サピックスに賛否両論が絶えないのは、サピックスの学習効率が良すぎるため、
おばちゃんはそう思います。

子供に向上心がなくても、エリート人生を歩む適性がなくても、
SAPIXと親の絶大なサポート力によってうっかり 難関に受かってしまうという事故が頻発してます(笑)

これがいいのか悪いのか?……この弊害を受け取らないことができるのか?
ということも含め、それぞれの価値観でご判断くださいね!
石の上にも三年、と考えてもいいですし、転がる石にはカビが生えないキリッってことで日能研で3年生、4年生早稲アカ、6年からサピックスと早稲アカとSPICA、でも、親子が納得できればいいと思います。

ただ合格だけを結果として据えるのは心配です。
受かっても落ちてもインパクト大きな経験となります。お子さんの凸凹脳に適した衝撃というものがあります。
志望校に受かっても落ちても、つきものが取れたように穏やかになる子もいますし、学歴への過剰なこだわりを始める子もいます。

経験をどう受け取るかの調整も、おとしどころの設定も、中学受験成功の秘訣です。


受験のあれこれ、発達のあれこれ。一緒に笑って泣きましょう。
読んでくださりありがとうございました!

続きます。
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いろいろ書いていますので是非ご覧ください。
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